元SMAPの稲垣吾郎、草なぎ剛、香取慎吾による「新しい地図」が、日本財団と協力し「LOVE POCKET FUND」という基金を立ち上げました。ここでは、地方創生や生きにくさを感じる女性・子どもなどの支援を目的とし、さまざまな活動を行っていく予定だという。
そして今回さっそく『新型コロナプロジェクト』という医療関係者を支援する募金を開始、まずは3人が共同で 3000万円の寄付を行ったことも報道されました。
大人が多いSMAPファン⁉ ひっ迫している医療現場を支える一助に…
同基金のサイトでは、銀行振込とオンライン決済によって募金を集めており、その支援額は随時報告されているのですが、4月27日に設立されたばかりで まだ 一週間もたっていない時期にも、すでに募金額が1億円を上回っていたという。これに対し、スポーツ紙記者は「SMAP恐るべし」と語ります。
「今回のプロジェクトは、寄付をしたら返礼品として新しい地図のグッズが手に入るとか、そういう類のものではない。にもかかわらず、これだけの寄付金が集まるのは本当にすごいと思いますよ。やっぱりそんじょそこいらの芸能人とは格が違います。言い方はあれですが、SMAPのファンは大人が多くて金離れが良いというのは広く知られている話(笑)。その力が、今現在ひっ迫している医療現場を支える一助になるのなら、こんなにいいことはないですね」(スポーツ紙記者)
思えば SMAPはグループとして活動していた時から、さまざまな社会貢献活動をしていました。例えば、東日本大震災が発生した2011年には 5人揃って東北地方に足を運び、現地でファンミーティングをひらきました。また、冠番組『SMAP×SMAP』では 16年12月の最終回まで東日本大震災のための義援金や支援金の呼びかけを続けていました。こうしたスピリットは、グループが解散してもなお生き続けているようです。
日本財団の笹川会長との関係性⁉…共同基金立ち上げで 一層結びつきが強化⁉
一方でこの基金を立ち上げた裏側には、新しい地図のプロデュースを担う元SMAPのマネージャーで株式会社CULENの代表・飯島三智氏と、日本財団の笹川陽平会長とのズブズブな関係が見え隠れするという。芸能記者の話によると…。
「笹川陽平会長の四男・笹川正平氏は元フジテレビ社員で『SMAP×SMAP』のアソシエイトプロデューサーだった人物。SMAPが解散した直後に彼もフジテレビを退社し、今は『新しい地図』の大きな後ろ盾になっているというのは有名な話です。昨年7月に公正取引委員会がジャニーズ事務所に対し、新しい地図の3人をメディアに出演させないよう圧力をかけていた疑いで注意したことがニュースになりましたが、これも政財界に強い力を持っている笹川一家の子息である正平氏が裏で動いていたともっぱらです」(芸能記者)
新しい地図の面々は ジャニーズ事務所から独立してすぐに、東京パラリンピックのスペシャルサポーターに抜擢されましたが、パラリンピックサポートセンターを運営しているのも日本財団。これまで水面下での繋がりを指摘されてきた 新しい地図と日本財団ですが、基金を共同で立ち上げたことでより 一層結びつきが強化されそうです。