新元号 「令和(れいわ)」の他候補5案が判明!?
4月1日、政府による閣議決定で新しい元号が「令和(れいわ)」であることが発表されましたが、その他の候補が令和(れいわ)以外にも5案あったことが判明!その原案5案とは…?
政府は「平成」に代わる新元号の候補案を「元号に関する懇談会」などに提示。新元号に決定した「令和(れいわ)」のほか、「英弘(えいこう)」「久化(きゅうか)」「広至(こうし)」「万和(ばんな)」「万保(ばんぽう)」の5案があったと政府関係者から明らかになりました!
候補原案の出典、どこから…?
政府関係者によると、新元号 令和(れいわ)を含めた6案のうち3案は漢籍、残り3案は国書を出典としているようですが、日本書紀、さらに古事記もあると言われています。
菅官房長官「令和(れいわ)の出典は…」この由来からの元号は初?!
菅官房長官によると、新元号 令和 (れいわ) の出典は日本最古の歌集の「万葉集」より「梅花(うめのはな)歌三十二首」という歌から引用したものだそうで、このような日本古典に由来する元号は初となるそうです!歌からの引用とは思いもしませんでしたね。
新元号について、漢字の祖国 中国からは「平和“ゼロ”に通じる…」との声も
各国でも新元号が速報で報じられましたが、いち早く反応したのは漢字の祖国である中国でした!
中国在住ジャーナリストの調べによると、まず『令』という字は、中国人からすると『零』と音が同じであり、どちらも中国語では『リン』と発音するため『令和』=『零和』(平和ゼロ、平和な日がない)となり、あまり縁起がよくないと思われているとか…
また、『令』という漢字は、もともと『命令する』『~させる』という意味を持つことから中国ネットの某掲示板では「ちょっとセンスがないかも」「平和“ゼロ”に通じてしまう…」という厳しい意見も相次いでいます。
自民党・石破元幹事長からも 「『令』の字に違和感ある」 との声、その思いとは?
自民党の石破茂元幹事長は、記者の電話取材にて新元号 令和(れいわ)について「違和感がある。『令』の字の意味について国民が納得してもらえるよう説明する努力をしなければならない。」こう述べています。
これは、さきほどの中国の意見と同じく「令」が「命令」を連想させることを懸念しての発言だと予想されますね。また、石破茂元幹事長は「新しい時代は戦争がなく、人々が対話する時代になるようにと思う」との想いも語っていたそうです。
新元号についての話題はリアルでもネットでも絶えませんが、いろいろな意見をよそに令和元年は5月1日よりスタートされます。