10月28日に受けたPCR検査によって、新型コロナウイルスの陽性の結果が出ていた日本体操男子で2016年リオ五輪個人総合&団体金メダルの内村航平選手(31)が、再検査によって「偽陽性」だったことが判明しました。
この結論においてはネット上では様々な声が上がっているようです!!
日本、米国、ロシア、中国が参加する11月8日の国際大会(東京・国立代々木競技場)に向け、東京都北区の味の素ナショナルトレセン(NTC)で合宿を行っていた内村選手は、28日にPCR検査を受け、29日に出た結果で陽性と判定されていました。
ただ、内村航平選手は特に症状も見られなかったようで、体温も36.3度と平熱だったといいます。
しかし、PCR検査で陽性の結果が出たことにより、個室での隔離生活を送ることになったほか、NTCの屋内トレーニングセンター・ウエスト(体操練習場)のみ利用中止が決定。
内村選手のみ陽性という結果になっていましたが、他の日本代表の7選手も合宿練習が取りやめとなっていました。
その後、内村選手は30日に再検査を受けたところ、国際大会の医師団バックアップチームにより、3カ所でPCR検査を受け全ての検査結果が陰性。
もし感染が広まっているようであれば、日本代表選手の大会参加を見送る可能性が浮上していましたが、医師団は結果と無症状や経過を総合的に考慮し、「偽陽性」との最終結論に至ったのでした。
これによって、11月8日の国際大会は予定通り開催の方向となり、内村選手も大会へ向けて調整を行っているとのことですが、この発表を受けてネット上では様々な議論が繰り広げられている模様で…
実際にネット上では「PCRはこれがあるから信用しすぎてはいけないんですよね偽陽性もなかなか問題だけれど、偽陰性は陽性であっても陰性と出てしまうんだから厄介ですよね。」
「一般人は一回陽性が出たら他のところで何回もやってもらえないですよねきっと。検査の制度が上がるか、症状がない場合の陽性はもう一回すぐ検査できるとかになってほしい」
「偽陽性って本当に恐いですね。。アスリートの場合だと、出場できるはずの大会に出られなかったり、会社員は仕事のスケジュールが大きく狂ったりしますし」
などの声が上がっていました。
内村選手とNTCで合宿をしていた他の7選手やコーチらも30日の臨時のPCR検査で全員が陰性。国際大会は予定通り実施する方向となったようです。一度は陽性と診断されましたが、偽陽性なんてそんなこともありうるのですね。
PCR検査の精度は100%ではなく70%前後の精度と言われているそうなので、これによって偽陽性だけでなく偽陰性の可能性もあるようです。
内村選手がもし再検査をしなかった場合、大会への出場を断念せざるを得なかった可能性もあったので、結果的に陰性ということでホッとしました。