最近になり、謎の印刷がされたお札が出回っているとのことで、日本側が混乱しているようです。それはなんと「世界のナベアツ」と文字が書かれているのですが、情報提供によれば、ATMで現金を引き出した際にこのようなお札が5枚も出てきたというのですが、一体どういうことなのでしょうか?
「世界のナベアツ」と書かれたお札が複数出回る
こちらの千円札。肖像画である野口英世の下に「世界のナベアツ」と印刷がされていますが、このようなお札が複数出回っているといいます。情報を提供してくれた男性によれば、ATMで現金を引き出した際、該当のお札が5枚も出てきたといいます。それだけではなく、他のATM利用者からも同様の情報提供があり、なかには、ATMで15枚も出てきたという人もいたそうです。
このような事態に対し、日本銀行札幌支店側は落書きの文字が同じ位置でまとまった枚数が見つかるのは極めて稀なようですが、現代ではプリンターなどで印字することも可能なので、作ることはできるとコメント。しかし、かつてない事態であるだけに、日本銀行側も戸惑いを隠せないようです。
一体なんのために?
3と3の倍数の時だけ変になるギャグで有名な世界のナベアツですが、現在は桂三度という名前で落語家として活躍しています。しかし、なぜよりによって世界のナベアツという名がお札に刻まれてしまったのでしょうか?このお札を作った方が、野口英世が世界のナベアツに似ていると思ったのか、それは定かではありませんが、おそらく好奇心で印字してしまったのではないか?と思われますね。
ちなみに、お札にこのような印字をするのは「落書き」にあたり、お札に落書きをすることで紙幣の識別や読み取りができなくなることがあるため、使う側にしてもかなり迷惑。今回はATMから出てきたというため、読み取りには問題がなかったようですが、いずれにしよ大事なお金に落書きをするのは良くありません。もし落書きが気になるようであれば、日本銀行で引き換えが可能だということなので、このような落書きを見つけた場合には最寄りの日本銀行に相談することをおすすめします。
まとめ
このように、まさかの世間を騒がせてしまった珍騒動(?)ですが、このような印字がなされ、世界のナベアツも驚いていることでしょう。実際のところ、貨幣に落書きをするのに特別な罰則は無いようですが、偽造や紙幣を切って貼ったり額面を書き換えるといった行為をした場合は犯罪になるようです。とはいっても落書きもあまり褒められたものではないので、このような落書きをした方は好奇心もほどほどにしていただきたいですね。