タレント小川菜摘(57)さんが28日、兵庫県尼崎市内で出演舞台「夢をみせてよ」(2月28日~3月1日、兵庫県立芸術文化センター阪急中ホール)の製作発表に出席しました。
同作はドラマ化されたこともある宝塚市の介助犬・シンシアの物語をモチーフになっています。かつて仲の良かった「しんちゃん」に会いたがっている危篤状態のおばあちゃんのため、とある劇団員たちが宝塚の街を大捜索。そこに犬をめぐって様々な事情を抱えた人々が絡み合う、笑いあり涙ありのドタバタ群像劇です。
犬の気持ちがくみ取れる「クララ」という女性役で出演する小川菜摘さんは「今、犬を4匹飼っているんですが、意外と犬の気持ちが分かるんです。本をいただいた時に『うれしい。私みたい』って思ってワクワクしてます。」と役を喜んでいました。
自身が飼っている犬の思い出話を聞かれると、一番最初に飼った「カフェオレ」の名前を挙げ「子供たちと一緒に成長したし、子供たちもいろいろなことを学んだ。12歳で亡くなったんですけど、死にも向き合うことができた。一番思い入れがありますね。」としみじみ話し始めました。
カフェオレは夫の「ダウンタウン」浜田雅功(56)さんが、子犬を扱った番組を収録後、段ボール箱に入った5~6匹の犬を自宅に持ち帰り、小川と子供たちで「この子がいい」と即決したといいます。浜田雅功さんにとっても思い入れは強かったようで「亡くなった時は私も子供たちも泣いたんですけど、主人が一番泣いてた。意外というか、『やっぱり愛してたんだな』と思いました。この話をすると泣けてきちゃう…」と声を震わせました。
すると横にいた演出家の内藤裕敬氏(60)が「浜田さんって号泣するんですね?」とビックリ。これに小川菜摘さんも「号泣するんですよ。人をたたいているだけじゃないんですよ!毎日写真にお菓子とお水を置いて…」と涙をぬぐいながら反論し、笑わせました。内藤裕敬氏は「クララの存在は犬をイメージできて、人に対してそのイメージを伝えることができる存在。犬と人の橋渡しとして重要な役所。」と期待していました。
ネット上ではこのようなコメントが上がっています。
・浜田は闇営業問題の時も余計なコメントせずに沈黙を守ってたし意外に節度があって大人だと見直した。
・松ちゃんのお父さん亡くなった時も号泣して番組で芸人オーディションの時の奥さんの手紙で泣いて結構情に厚い人だよね!
・浜ちゃんは照れ屋さんですよね。ワンちゃんへの愛が嬉しい。ますます好感度アップしました。