岸本斉史先生の漫画「NARUTO」。全72巻で完結となっています。最終回ではその後の展開に含みを持たせたまま終わっていますよね。その後のナルトの世界はどうなったのでしょうか?
■ナルトとは
岸本斉史先生による漫画で、集英社の「週刊少年ジャンプ」に1999年43号から2014年50号まで連載されています。全部で700話となっていて、単行本は72巻で最終巻となり、それとは別に外伝が1巻出版されています。
忍び同士が様々な術を繰り広げて戦うバトルアクションですが、主人公であるナルトが少年から、憧れであった「火影」になるまでの成長を描いた漫画でもあります。
■最終回の内容は?
ナルトの物語は、問題児だった幼少期から始まるのですが、最終回には、その息子であるボルトが登場します。そのボルトもまた問題児で、様々ないたずらをするのです。まるで、配役は違っても第1話に戻ったような感覚です。
最終回の内容としては、ナルトたちが成長して大人になり、ナルトだけでなく五影もそれぞれが次の世代に移り変わっています。
その五影が集まり会談をするところで話は終わってしまいます。また、ナルトの最大のライバルであったサスケも登場しますが、木ノ葉の里ではなく、外にいて誰かにつけられているようです。
何ともしっくりと来ない最終回ですが、それもそのはず、主人公がナルトの息子であるボルトとなって、新しい物語が始まるのですから。
■ボルトとは
ナルトが完結となり、その後の世界の話が、劇場版アニメとして公開されました。「BORUTO -NARUTO THE MOVIE-」ですが、主人公がボルトでストーリーが展開していきます。
木ノ葉隠れの里は壊滅した状態で始まり、大人へと成長した青年ボルトの物語です。前作「NARUTO」での第四次忍界大戦から15年の後という時代設定となっています。
「BORUTO」は岸本先生が「NARUTOをリブートして別の人が描いたら面白いのではないか」と考えたことがの発端となり、当時のアシスタントであった池本さんに任せることで始まっています。映画の後で「BORUTO-ボルト- -NARUTO NEXT GENERATIONS-」というタイトルで月一で連載が始まっています。もちろん、岸本先生が監修といった形で参加しています。
連載に当たって、映画版よりも前の時系列で忍者学校でのエピソードから始まります。丁度、ナルトの最終回の続きからといった感じですね。ただ、月一の連載ですから、ナルトの時に比べると、より続きが待ち遠しいですよね。
■まとめ
現在は「ナルト疾風伝」の後として、「BORUTO-ボルト- NARUTO NEXT GENERATIONS」がアニメとして放送されています。ナルトファンだけでなく、アニメファンは要チェックですね。