普段、生理用品をトイレで管理しているのならば、今すぐ部屋に移してください。
一歩間違えれば、膣炎になり、苦労することになるからです。
台湾メディア「イティトゥディ」は、薬剤師の言葉を参考に、生理期間の正し過ごし方について紹介しました。
台湾の薬局に勤める薬剤師オ・ジョンロンさんは、まず生理期間にpH5程度の弱酸性の石鹸で軽く外陰部を洗浄することは良いが、膣まで洗ってはいけなくて、頻繁に洗うのも良くないとアドバイスしました。
また、生理用ナプキン(以下、ナプキン)の管理にも注意しなければならないと強調しました。
オ・ジョンロンさんは「多くの女性が自分の体を大切にしていても、一番重要なナプキンの管理に気を使っていない」とし、「ナプキンも食品のようにきちんと管理しなければならない」と説明しました。
ナプキンはトイレで交換するため、トイレ(浴室)の棚に保管する女性が多くいます。
交換するナプキンを持ってくることを忘れても、その場でその都度取り換えることができるので楽だからです。
しかし、トイレはどうしても湿度が高くなってしまうのでとても危険だといいます。
オ・ジョンロンさんは、「湿気がある場所にナプキンを置くと、目には見えないカビが生える。これにより膣炎に感染しやすい」と警告しました。
膣炎にかかると、痒みや痛みの症状が出るだけでなく、膣の分泌物が多くなって不便であり、一歩間違えれば骨盤炎にまで罹ってしまう恐れがあるため注意しなければなりません。
また、ナプキンを触ったとき、吸水シートが粉っぽい感じがしたら、使用期限が過ぎて保管したか、間違った保管により変質した可能性が高いためすぐに捨てなければならないと付け加えました。
ナプキンの使用期限は約3年ほどで使用前に製造日や保存期間を確認しなければなりません。
普段、理由もわからず膣炎が再発する人がいるならば、ナプキンの管理法が誤っているかもしれないので、よく理解しておいてほしいです。
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