この春から、俳優・ピアニストの松下奈緒がMCに加わった『朝だ!生です旅サラダ』に、早くも辛辣な評価が見られている。松下はこの4月より、放送開始から30年出演した向井亜紀の後任という形でMCに就任していて、メインMCの神田正輝を補佐する役割を務めており、放送上はそつなく進行をこなしています。
しかし視聴者からは、老人が若い女性にマウントを取るようだと苦言が相次いでいるのです。神田は生放送中にもかかわらず、松下に『奈緒ちゃん仕事して』と言い放ち、別の出演者にも『会話するまでに間が空き過ぎ』とダメ出しするといった行為が見られます。
対する自分は、喋っている途中に言葉がつまったり、スタジオに運ばれたグルメにありついて進行をおざなりにしたりと、絵に描いたような老人ムーブで、老人が現役世代を痛めつける、現代社会の縮図のような〝神田帝国〟になっているのです。
実際、ネット上には、こうした態度への批判が目立つ。『「奈緒ちゃん仕事して」には耳を疑った』『今日みたいな態度を神田がとるなら辞めればいい』『時代錯誤もいいとこ』『神田正輝さんの奈緒さんへのアタリが強いわね。 勝手に進めていいから、とか、仕事してください、とか、老害感出てきたなぁ』といった声が上がっています。
4月8日の放送でも、神田はオープニングトークで『新生活が始まり、初めての週末』とコメント。続けて、『会社に入った人も時間がないだろうね』と、謎の上から目線で若者蔑視を展開しました。これに松下は『私も新生活。この春からです』と、新レギュラーになったことで、自身も新生活の立場だと視聴者の共感を誘うコメントし、偉そうに物申す神田を少しでもフォローしようという苦慮を感じました。
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