8日放送の『しくじり先生 俺みたいになるな!!』(テレビ朝日系・AbemaTV)にお笑い芸人の中山功太が登場。『R-1ぐらんぷり2009』優勝のエリート街道から転落した顛末について明かし、ネット上では大反響を呼んでいます。現在の月給や、借金を抱えていることについても明かしました。
中山はこの日、「自分をおもろいと思って、おもんないと言いまくってた一番おもんない先生」として授業を行いました。
中山といえば、2009年『R-1ぐらんぷり』で優勝し、2015年『歌ネタ王決定戦』優勝に輝いたことがあります。しかし『R-1』優勝から6年後の月収は、わずか22円という転落ぶりだったと告白しました。
現在の状況はさらに悪化していると告げ、収入は週2〜3日でアルバイトに励み、芸人としての収入は約2万円で、500万円ほどの借金を抱えているといいます。
中山は急転落した理由について、自身を天才的な面白さだと勘違いして周囲を子どもの頃からテレビや劇場に出ている芸人たちを見て、口癖のように「おもんないわ~(=面白くないわ~)」と言ってきたからだと分析。
さらに、20歳の頃はダウンタウンの松本人志に面白さで競り勝ってると思っていたと明かしました。
また、当時面白くないと思っていた芸人について「ネタも作ってないのに売れている芸人」「グラビアアイドルと絡む芸人」「コントだけ突き詰める芸人」など一覧を挙げ、こういった「おもんない芸人」を見かけると、中山は「おもんないのに何してんの?」「おもんないのに打ち上げ行くの?」と本人に言いに行っていたといいます。
中山は過去を反省し、当時の言動を「本当にクソ痛い発言をしてしまい、申し訳ありませんでした」と謝罪する場面も。
「おもんない」を連発した人間の末路として、この生活を10年間続けた結果「食って、泣いて、寝るだけ」の人生で、自分が一番面白くなくなっていたと話しました。
そんな中山ですが、現在の仕事について「大輔花子ファミリーのメンバーとして母親と親子漫才をして、歌って踊って最後に風船を配っている」と予想外の回答が飛び出し、スタジオから「どういうこと!?」「間が飛びすぎなんだよ!」と爆笑の声があがりました。
また視聴者からは中山の久々の毒舌炸裂トークに絶賛の声が殺到しているようです。ネット上でも「めっちゃ面白かった」「ワードセンスがすごい」とコメントが相次ぎました!
また中山は、同番組で過去の自分を振り返り、最後には“面白くない”ばかり言っている人に「否定するより行動しよう!」という言葉を贈って番組を締めくくっていました。