4月21日に93歳の誕生日を迎えたイギリス王室のエリザベス女王のバースデーをお祝いして、ウィリアム王子&キャサリン妃夫妻はインスタグラムを通じてお祝いのメッセージを投稿しました。しかしその内容が、不仲説がウワサされるメーガン妃&ヘンリー王子夫妻をディスっているのではと注目を浴びています。
ヘンリー夫妻は蚊帳の外!?
鮮やかなライムグリーンの衣装に身を包んだエリザベス女王が、キャサリン妃&ウィリアム王子と2人の長男ジョージ王子、長女シャーロット王女、そして夫のフィリップ殿下が最高の笑顔を見せる姿の写真とともに「女王陛下の93歳の幸せなお誕生日を心からお祝いします!」というメッセージがインスタグラムに投稿されました。
この写真は、毎年6月のある土曜日に英国君主である女王の公的な誕生祝いイベントとして行われる「Trooping the Colour(トゥルーピング・ザ・カラー/軍旗分列行進式)」と呼ばれるセレモニーの際に撮影されたものだそうです。
しかし、その写真には2018年にロイヤルファミリーの仲間入りを果たしたメーガン妃の姿がありません。さらにウィリアム王子の背後に立つヘンリー王子の顔が半分ほどしか映っていない写真を投稿したのを受けて、ウィリアム王子夫妻が実は意図的に投稿したのではないかというのです。SNS上では、「暗にメーガン妃とヘンリー王子をディスっているのでは? 」、「なぜわざわざメーガン妃が写っていない写真を選んだのか? 」と、国民の間で根強く噂されているキャサリン妃とメーガン妃の不仲説や、ウィリアム王子とヘンリー王子の兄弟間に確執があるのでは、という憶測が飛び交っています。
皇太子夫妻の姿もない!?
今回、投稿された写真にヘンリー王子夫妻の姿がないことに大きな波紋を呼んでいますが、写真に写っていないのはメーガン妃だけではありません。ウィリアム王子の父であるチャールズ皇太子とその妻のカミラ夫人の姿も写真に写っていないのです。
このことから、キャサリン妃とウィリアム王子は投稿された写真が、“エリザベス女王の幸せそうな表情と自分たち一家の楽しそうな様子が写っている写真であるためにこの写真を選んだ”のかもしれないと汲み取ることもできますが、一体、何が真実なのでしょうか?
また、ヘンリー王子とメーガン妃夫妻もインスタグラムを通じてエリザベス女王へのバースデーメッセージを投稿しています。
投稿された写真には、若かりし日の女王の写真をはじめ、幼いヘンリー王子&ウィリアム王子と女王のスリーショットや10代の頃のヘンリー王子との微笑ましい写真、女王がメーガン妃と談笑する様子を収めた1枚を投稿し、「ハッピー、バースデー女王陛下、マーム・グラニー(女王おばあちゃん)。最高の一日をお過ごしください! ハリー&メーガンより」と親しみを込めたお祝いのコメントを送りました。
不仲説は本当なのか!?
ヘンリー王子の昨年5月の結婚以来、宮殿スタッフは兄夫妻と同じくヘンリー夫妻の担当をしていきましたが、エリザベス女王は今春バッキンガム宮殿内でウィリアム王子夫妻と、ヘンリー王子夫妻がそれぞれ別世帯を持つことに同意したことを発表しました。
英国各紙は昨年末以来から、ウィリアム・ヘンリー夫妻の間に確執が生じていると報じていきました。ただ、公にはそのような事実を認めていません。そんな噂が行き交う中での今回の報道は、国民の間で ”兄弟夫妻間の不仲説が事実なのでは”という声が目立ちました。
そして宮殿側は声明を発表し、「長らく計画されていた今回の移転により、ヘンリー王子夫妻が(ウィンザーの)フロッグモア・コテージの公式な新居に移って家庭を築くための支援体制を確実にする」と“あくまでも、メーガン妃の第1子出産予定のための準備によるものだ”と説明しました。夫妻は、ウィリアム王子夫妻が住むケンジントン宮殿から、ウィンザー・エステートに転居する手続きを進めているそうです。
しかし、真相はまだ謎に包まれたままです。今後のウィリアム・ヘンリー王子夫妻の動きに注目です。