タレントの松嶋尚美さんが17日、都内で「11月17日世界COPDデー メディアセミナー」に出席し自身の経験について打ち明けました。
このセミナーは、要介護の前段階“フレイル”を合併するリスクの高い、慢性閉塞性肺疾患(COPD)の早期診断・治療の重要性を考えるという主題でした。
松嶋さんは、3年前にテレビ番組企画でCOPDと診断されました。
松嶋さんは「余命を言われてまぁまぁ深刻?と思って。ブルーになった時がチャンスかもと思い、禁煙にもトライして半年くらいできていた」と打ち明けました。
COPD治療や予防として禁煙の重要性が語られると、
「以前は1日40本吸っていたんですけど、今は10本くらいです。え、多いですか?」と苦笑いし、
「えい!っとやめなきゃですよね…。ちゃんと禁煙と向き合おうと思います。子どもたちや家族にも50歳までにやめてねと言われているので。(50歳の誕生日を迎える)12月2日にはやめます」と宣言しました。
これに対し、同セミナーで講演した奈良県立医科大・呼吸器内科学講座の室繁郎教授は、「思い切ってたばこはスパッとやめた方がいい。肺機能は年々低下していくものなので、検査は年に1度くらい定期的にして欲しいです」と呼びかけました。
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