名古屋入管施設でスリランカ人女性が死亡した問題で、収容中の監視カメラの映像が初めて遺族に一部開示されました。
亡くなった女性
スリランカ人のウィシュマ・サンダマリさん(当時33)。英語を教えるために来日したようですが、在留期間が過ぎても滞在しており、入管施設に送られていたようです。
悲痛な対面
死亡解剖を経て対面した遺族の心痛な思いは計り知れません。家族の意向により、亡くなった女性の手が放映されました。
遺族による再現VTRはこちら
出入国在留管理庁は監視カメラに映った生前のウィシュマさんの映像の一部を遺族に開示しました。これを見た遺族は「誰が見ても入院させるべきだと分かるくらい体調が悪化していた」と涙ながらに訴え、すべての映像を提供するよう入管庁に求めています。また、遺族はこの目で確認した監視カメラの様子を再現しました。
ネットの声
「なぜ経緯をだれも報道しないのだろう。もう少し明らかにしてほしい」
「残念だけど、在留期間が切れる前に国に帰ってたらこんな事にはならなかったのにね」
「まんま映像を出さない、家族のみとした。見せるに耐えない内容があるんだなと思える」
「少し印象操作されて意図的に同情を煽っているようですね。このニュースだけ見るならばひどい扱いです」
東京にある駐日スリランカ大使館
詳しい経緯が明らかとなっておらず、監視カメラの映像公開は遺族だけに限定され、外部からは分からないこの問題。亡くなられた女性のためにも真相究明を願います。