俳優の木村拓哉さんが主演のドラマ『教場』(フジテレビ系)は、2020年1月4日から5日にかけて第1弾、2021年1月3日から4日かけてに第2弾が放送されるという毎年恒例、という形をとっていましたが、今年2022年のお正月は期待されていた第3弾が放送されることはありませんでした。
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教場は、長岡弘樹さんによる警察学校を舞台とした警察小説シリーズをドラマ化したもので、木村さんは右目に義眼を装着した神奈川県警察学校教官・風間公親を演じています。その視聴率はというと、一昨年の放送では前編15.point 159 |
3%、後編15.point 8 | 0%。作年は前編13.point 19 | 5%、後編13.point 27 | 2%(数字はビデオリサーチ調べ、関東地区)というかなりの高視聴率を記録しました。point 67 | 1
しかもこのドラマは2021年10月、『東京ドラマアウォード2021』で『単発ドラマ部門優秀賞』を受賞しており、続編が期待されていました。この賞は作品の質の高さだけではなく、〝市場性〟〝商業性〟にスポットをあて、〝世界に見せたい日本のドラマ〟というコンセプトのもと、海外でも評価される可能性が高い優秀なテレビドラマを表彰しています。ファンにしてみれば、正月の続編第3弾を心待ちにしていたことでしょう。point 319 | 1
では一体なぜ続編が制作されなかっのでしょうか?
その理由として考えられることは、
フジテレビは当初『教場』を局の看板ドラマにしようとシリーズ化を進めていました。これが順当に撮影ができれば、21年の10月期で放送される予定だったのですが、主演の木村さんが7月下旬から1カ月ほど、『Hulu』で配信される海洋SFサスペンスドラマ『THE SWARM』の撮影でイタリアに行くことになり、撮影することができなくなってしまっと考えられます。さらにその後も木村さんは東映の創立70周年記念作品で”織田信長”を演じるため撮影が続き、結局、『教場』を撮影する時間がまったくとれなくなってしまったということが考えられます。point 353 | 1
木村さんの多忙スケジュールを考慮すると、22年中に『教場』が放送される可能性はかなり低いといえそうです。
今後、『教場』新シリーズが安定的に放送されるときは来るのでしょうか。ファン待望です。
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