5月28日、火曜ドラマの『わたし、定時で帰ります』(TBS系)の第7話が放送されて、平均視聴率が10.3%(ビデオリサーチ調べ、関東地区、以下同)だったことが分かり、第6話の視聴率と同率をキープしていたことが分かりました。
第7話では、結衣(吉高由里子)の母が家出をしてしまうというストーリーが描かれています。母の還暦の誕生日を忘れた父に対して、「結衣が結婚したら離婚しようと思っていました。離婚してください」と母が離婚まで宣言するという事態に発展しました。結衣はしぶしぶ父親のフォローに回るのだが、レンジも使えず、ポットのお湯を温め直すこともできない上に文句ばかり言う父にはストレスを募らせていき…point 245 | 1
「現在は定年退職した結衣の父ですが、現役時代は仕事人間で家にも寝に帰るだけ、家族とのコミュニケーションをないがしろにしていた典型的な父親。今話では、父は同じく仕事人間の結衣の元婚約者・晃太郎(向井理)を気に入っており、何かと引き合いに出すことから、結衣が怒りを爆発させてしまうシーンがありました。これについてネットからは、『分かる、ああいう親父いるよね…』『文句ばっかり言うくせに要求ばっかり言う父親!うちじゃん』『私も母が長期で家空けた時、何もできない父に唖然とした』という共感の声が殺到。一方、『家事ができなくて何が悪い。それだけ必死に働いてきたんだ』『家事出来ても稼ぎ悪くて借家住まいだったら、それはそれで文句言うくせに…』という父親側からの声もありました」―芸能ライターpoint 395 | 1
『わたし、定時で帰ります』は2話連続で2ケタの視聴率をキープしていながら、放送後は視聴者からの好感のコメントが続出しています。
「今話を観てみても、父親騒動のほか、上司からの無茶な仕事に対し、真っ向から否定するのではなく、やんわりと無理な理由を述べつつ外堀を埋めていくような結衣の仕事ぶりに、『頭いいひとの仕事だ』『気遣いもできて上司に媚売らないし、結衣は同僚として最高』という声が相次いでいました。ドラマといえば、慣習をひっくり返す非常識なヒーローやヒロインが描かれがちですが、あくまで現実的に、リアリティのある描き方をしていることで、多くの視聴者からの支持を得ているようです」―同芸能ライターpoint 302 | 1
該当作品が放送される前では、そのタイトルからただ“残業を拒否する女性”が描かれるのではないかと予想されていたものの、思いのほか柔軟な考えを持った女性会社員が描かれていることで、評価がかなり上がっている様子です。今後の展開も、楽しみにしていきたいですね!