綺麗な目鼻立ち、シミひとつない美しい肌、つやつやと光り輝く髪の美女たちが、ツイッターやインスタグラムで「カコジョ」と検索するとたくさん出てくると話題になっています。
彼女らの正体は、実はフツーの中年男性で、自分の顔をアプリで加工し女性化した男性を「加工女子」、略して「カコジョ」と呼ぶそうです。彼らはSNSのプロフィールで隠すことなく、自分が男性で画像の女子は実在しないと明かしていて外国人男性から誘いのメッセージが来ることもあると言うが、カコジョの目的は、なりすまし詐欺ではなく、自分の面影がある女子の画像を作り、純粋に楽しむことといいます。
このブームの始まりは２０１７年、『FaceApp』というアプリが登場し、自分の写真を老化や子供化、異性化させるのが流行ったことです。なぜ中年男性が写真加工を趣味にするのか、SNSで人気のカコジョに話を聞いたところ、実際の生活では社会的地位だったり、立場に縛られて友達を作るチャンスが減っていくように感じたことや、カコジョになると誰でも２０代のかわいい女の子の見た目になれるので、本来の年齢を気にせずに交流できることが魅力だったといい、またパーツを選んで組み合わせる今までのアバターと違って、自分にしか作れないオリジナルの女の子を作れるのも魅力と語っていました。
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