12/2に2年2か月ぶりに20枚目のオリジナルアルバム「SOUNDTRACKS」をリリースし、積極的にプロモーション活動を行っているMr.
Childrenが、およそ5年ぶりに【MUSIC STATION ウルトラSUPERLIVE 2020】に出演、「Birthday」「Documentary film」を披露した。
この日に披露した「Birthday」は『映画ドラえもん のび太の新恐竜』主題歌で、ドラえもんの連載開始50年と同じ50歳となった自身のことを話し、タモリからの「映画を見たか」という問いに「見ました、泣きました」と感想を話した。
放送が終わるとtwitterでは「#ミスチル」がトレンド入り。
「最高のクリスマスプレゼント」「桜井さんの歌声が以前にもまして力強い」「引き込まれてしまった」など、反響を集めた。
2年2か月振りとなったオリジナルアルバム。レコーディングはグラミー受賞のエンジニア、スティーヴ・フィッツモーリスを迎えてイギリス・ロンドンのRAK Studios、アメリカ・ロサンゼルスのSunset Soundで3月までに行われ、豊かで奥行きのあるバンドサウンドを実現。今現在のMr.Childrenが生々しく表現された作品に仕上がっている。
Vo桜井はインタビューで、「Mr.point 79 | Childrenは世の中に訴えたいことやメッセージを吐き出したいバンドではなくて、聴いてくれる人たちの人生のサウンドトラックになりたいという気持ちが強くて。僕は歌っているし、曲を作ってはいるけれど、主役は僕ではなくて、歌の主人公はあくまでもリスナー。その気持ちはけっこう前からあるし、さらに強くなってますね。特に今回のアルバムは、これまで以上に日常がベースになっていて。起伏のない日々が少しでもカラフルに見えるようなサウンドトラックになればいいなと思って、このタイトルを付けました。」と話す。point 325 | 1
特に、「Documentary Film」につぃて、この曲が最初にできたんですよ。そのときから「これはすごく大事な曲になる」という予感があって。アルバムをどうするかよりも、とにかくこの曲を大事にしたいという気持ちがあったと話す。
突如、「日常」がなくなった2020年、それでもアーティストはそれぞれの形で音楽を届け続けた1年だった。
2020年大晦日には「第71回 紅白歌合戦」がNHKホールから初の無観客で開催。12年ぶりにMr.Childrenの出演も決定している。
未曽有の事態となった2020年、音楽とともに「日常」に思いを馳せながら、締めくくりを迎える。