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FC東京の森重真人に関しては色々な噂が流れています。「プレーが汚い?」、「酷すぎるプレースタイル?」、「日本代表から外れた理由は?」、「プライベートの性格は悪い」など色々な噂があります。今回はその真相を検証していきたいと思います。
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まず、「プレーが汚い?」という噂です。森重真人のポジションはセンターバックというディフェンダーの要となる大事なポジションです。センターバックはゴールキーパーのひとつ前のポジションなので、常にリスクを背負いながらのプレーになります。わずかな判断ミスが失点に繋がるポジションで、一回のミスもしてはいけない難しいポジションです。相手のフォワードは常にゴールを狙って前後左右に走り回ります。その動きに惑わされないように、常に危ないポジションを埋めていきます。センターバックはゴールを背負ってプレーをするので、相手フォワードと自陣のスペースの両方を見ながらのプレーが必要になります。point 359 | 1
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良いセンターバックというのは、ただ単にボールを奪うだけではなく、スペースを消す動きが上手く、カバーリングも上手い選手のことを言います。森重真人のプレースタイルは相手をつぶしていくタイプのセンターバックなので、必然的にフィジカルコンタクトが増えます。なので、時には体をぶつけたり、足を引っ掛けたり、相手のユニフォームを掴んだりします。これはある程度仕方が無いことなのです。世界トップクラスのセンターバックであるセルヒオ・ラモスも汚いプレーをします。相手に前を向かれないように体を押さえ込んだり、競り合いの中で腕を使ったりするのは当たり前です。審判に分からない程度に汚いプレーをするのは、良いセンターバックの条件でもあります。point 386 | 1
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次は「酷すぎるプレースタイル?」という噂です。これは「汚いプレー」と同じような意味で使われているのだと思います。センターバックというポジションは、相手の嫌がることをやり続けるポジションです。相手をイライラさせればセンターバックの勝ちです。なので、酷すぎるプレースタイルとまでは言い切れないです。次は「日本代表から外れた理由は?」について検証していきます。現在の日本代表のセンターバックは吉田麻也です。吉田麻也は守備の要の選手なので、代表から外れることはまずないです。問題はコンビを組むもう一人のセンターバックです。最近起用されているのは、鹿島アントラーズの昌子と浦和レッズの槙野です。どちらかというと鹿島アントラーズの昌子の方が一歩リードしているのが現状です。この二人の良いところは体格に恵まれていて、空中戦に強く、カバーリングも上手いところです。日本のセンターバックではこの二人がトップといっても良いです。森重真人がこの二人に割って入るには、所属クラブのFC東京で相当な結果を残さないと難しいです。森重真人は代表監督の信頼を得ていないです。この評価を覆すのは相当な努力が必要です。point 566 | 1
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そして、最後の「プライベートの性格は悪い」という噂です。センターバックは試合中はずっと相手の嫌なことをいます。なので、性格が悪いと思われがちですが、サッカーで収入を得ているプロの世界では当たり前のことです。ピッチの中で汚いプレーや、ずるいプレーをするからといって、普段のプライベートの性格も悪いとは決め付けることはできないです。森重真人は口数が多い方ではないですが、チーム引っ張る統率力、リーダーシップのある選手です。後輩をご飯に誘ったり、プレーのアドバイスを送っている場面もあります。なので、どちらかというとプライベートの性格は、物静かで穏やか、そして面倒見が良く、優しい人というのが自然な見方です。point 373 | 1