5日深夜、『スピードワゴンの月曜The NIGHT』(ABEMA)が放送され、ドラマ『全裸監督』シリーズのモデルとなった村西とおる監督が絶望したというエピソードを語りました。
村西といえば、「前科7犯、借金50億」。このキャッチコピーが有名ですが、その他にも伝説があります。
それは「求刑370年」というパワーワードです。
この放送では、村西のジェットコースターのような人生が紹介されました。
特に注目されたのは前述した38歳のときの出来事である「FBIに逮捕され求刑370年」という部分です。逮捕理由は、1986年にハワイで過激なロケを行ったから。
驚くスピードワゴンの2人に対して、村西は「私もいささか参りました」と本音を吐露。刑期のあまりの長さに「4回死んでようやく日本に帰れる」とも思ったそうで「すごく死刑囚をうらやましく思いました」と仰天発言をしました。
小沢は「これを言える人いないですよ、日本で」と唯一無二の経験をした村西の発言に返答しました。村西は「人生にとって最悪の状況」だったと告白。
求刑370年ならなぜこの番組に出ていられるのかと思った方。
当時、村西は潤沢な資金もあったため、およそ5000万円の費用で弁護士を雇うなどして無罪を勝ち取り、同行していたスタッフとともに日本に帰って来たそうです。
村西は自分のこれまでの人生を振り返り、「もう1回自分の人生をやってくれと言われても、やり切る自信がない」とコメントしました。