小さな子供がいる場合、ヘアカットは美容院にわざわざ頼まなくても、自宅で親がやってしまう家庭が大半です。落ち着きがない子供でも自宅ならば店内で迷惑をかけませんし、費用を安く抑えるなどのメリットがあり、昔からよく行われている方法です。しかし、素人がカットしますので、上手く髪型がきまらないと悩む親がたくさんいます。お母さんでも失敗なくカットできるテクニックを身につけることが大事です。
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ステップ1:どんなハサミを使う?
まず、カットのやり方の前に道具を揃えるようにします。ホームセンターなどに子供用の小さなヘアカット専用のハサミが売られています。小回りがききますので、このようなハサミを購入しても構いませんが、多少高価でも良質なハサミを購入するのがおすすめです。
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切れ味が良いため、カットしやすいのがメリットです。一般の工作バサミは紙を切るために作られたものですから、髪を切るには適していません。髪の毛が滑ってしまい、上手く切ることができないからです。ヘアカット専用のハサミを入手すると失敗を防げます。スキバサミも用意します。しかし、安すぎるスキバサミだとすきすぎる危険がありますので、これもある程度良質なハサミを購入するのが無難です。
ステップ2:その他の道具は?
他に、子供を座らせる椅子と、カットした髪が散らばっても後始末が楽になるよう、床に新聞紙を敷き詰めるようにします。
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子供の体に髪の毛がつかないように、カットクロスを用意します。カットクロスがなければ大きめのゴミ袋で代用する方法が使えます。やや目の粗い櫛も用意します。実際にカットするときには切りすぎないのがコツです。やや長めにカットすると大きな失敗をせずに済み、ごまかしがきくからです。
ステップ3:どうカットすればよい?
髪の毛が濡れた状態でカットすると乾かした後に髪の毛が短くなります。難しいなら乾いた状態で行うのがおすすめです。
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襟足付近からカットします。余計な部分はダッカールなどを使って上げておきます。横にまっすぐカットしても構いません。カットラインの不自然さはスキバサミで調整できるからです。スキバサミは縦に入れるのがポイントです。耳を出したいなら、耳の中心からもみあげ部分に向かって斜め下のラインに仕上がるようにまっすぐカットします。襟足から耳の中心部分までは耳の中心に向かって斜め上のラインを作るようにカットすると綺麗です。
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左右の長さを確かめながら、少しずつカットします。上の部分の髪の毛は真下ではなく、指で斜め上方向や天井方向にすくい上げてカットすると、自然な段差ができるため、変な髪型になりません。