NHK大河ドラマ『麒麟がくる』のヒロイン・駒役で、すっかり〝NHK女優〟のイメージが定着した感のある門脇麦ですが、Netflix配信の『浅草キッド』での千春役が大いに話題になったように、彼女のホームグラウンドはやはり映画だと言われているようです。
映画ライターによると「門脇は2014年にもNHK大河ドラマ『八重の桜』に出演していましたが、そのさなかに公開された過激で鮮烈な映画主演デビュー作が『愛の渦』です。何しろ乱〇パーティーに参加するハダカ&カラミ上等のメガネ美人女子大生という役柄なのですから〝NHK女優〟らしからぬ、と言ったところでしょう」ということで、「決してキワモノではなく、原作は第50回岸田國士戯曲賞を受賞した伝説の舞台で、演出も舞台と同じ三浦大輔氏。〝人間ってスケベだけど憎めない〟というコンセプトです。門脇と池松がメゾネットの下階ベッドルームへ入り、バスタオル一丁の2人が、まるで初夜シーンのように正座して向かい合い深々とあいさつするあたりが苦笑を誘います。門脇がタオルを外すと見事な美バ〇トがコンニチハ。程よいサイズ、小さめの輪、先端は硬め。肌も、その名の通り〝麦色〟というのがスバラシイ」とも語りました。
(映画の内容)メガネをかけた地味目な女子大生〝女1〟(門脇麦)が、乱〇パーティーを開催するマンションの一室にためらいながら現れます。彼女やニートの若者〝男1〟(池松壮亮)など男女8人は匿名で呼ばれ、それぞれの相手が決まり、コトをいたし始めます。すると一見、真面目そうな〝女1〟の素顔は奔放そのもの。そんな淫乱な本性を見せ始め、ニートの若者に特別な感情を抱くようになるが…。
たまらず池松が押し倒すや、執拗な攻撃のスタート! 門脇の本性にも火がつき、攻守ところを替え、今度は馬に跨るような態勢で絶頂寸前、肌を紅潮させ淫語を連発するサマは淫獣のごとし。「後半には他のカップル相手に〝くんずほぐれつ〟。出演者たちの劇中での着衣時間は123分中18分半! と、うたわれるだけあって、みんなほとんどスッポンポン。これだけハダカに徹した作品は、日本映画史上でも希有でしょう」(同、ライター)
〝NHK女優〟以前に、門脇麦の名を業界で一躍有名にした伝説の映画なのです。
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