27日、インターネット衣料品通販大手「ZOZO」の創業者で前社長の前澤友作氏(44)が 自身のツイッターを更新。取締役を務める資産管理会社「グーニーズ」(東京都港区)が東京国税局の税務調査を受け、昨年3月期までの3年間で約5億円の申告漏れを指摘されていたと一部で報じられたことについてコメントしました。
「5億円申告漏れ」指摘に 「私は逃げも隠れもしない…リークは立派な犯罪…」⁉
報道によれば「ZOZO」は、東京国税局から2019年までの3期・3年間で5億円の申告漏れを指摘されました。前澤氏はプライベートジェットを私的利用しており、前澤氏は利用料5億円を負担すべきで、同社はその分を法人所得に計上する必要があったとされています。
私は逃げも隠れもしないし、税務処理の方法でご指摘があれば、惜しまず税金払いますので、税金はどうか有効活用願います。
早速提案です。
国民の秘密が特定の新聞社に秘密裏にリークされることのない安心して暮らせる国家の実現を希望します。
ADVERTISEMENT あと「前沢→前澤」です。https://t.co/Df7jtG9wy0
— Yusaku Maezawa (MZ) 前澤 友作 (@yousuck2020) May 27, 2020
これについて前澤氏は「私は逃げも隠れもしないし、税務処理の方法でご指摘があれば、惜しまず税金払いますので、税金はどうか有効活用願います」とした上で「早速提案です。国民の秘密が特定の新聞社に秘密裏にリークされることのない安心して暮らせる国家の実現を希望します」と今回の情報がリークによるものとして、不快感を示しました。
今回調査の対象となった過去5年間の納税額を参考までに開示します。
2015年度 54億円
2016年度 68億円
2017年度 34億円
2018年度 62億円
2019年度 282億円5年間でちょうど500億円納税してました?
ADVERTISEMENT — Yusaku Maezawa (MZ) 前澤 友作 (@yousuck2020) May 27, 2020
さらに「国家公務員法100条1項」のコピーを貼り付け「大変だ!!リークは立派な犯罪みたいですよ」と逆に指摘も…。
また、過去5年間で支払った税額を掲載し「2015年度 54億円」「2016年度 68億円」「2017年度 34億円」「2018年度 62億円」「2019年度 282億円」と公表。「5年間でちょうど500億円納税してました」とつづっていました。
納税額からすればわずかな見解のズレ…500億、アベノマスクに消えたか⁉
今回のこの報道には、福永法律事務所 代表弁護士の福永活也氏も以下のコメントをしました。
『プライベートジェットの経費性や経費割合について、前澤さんと国税で見解が分かれただけ。脱税などのような悪質なものとは全く違うし、そもそも追加の税金は発生していないし、納めている総額からすればほんのわずかな見解のズレ。これをわざわざ秘密漏洩させて記者にリークしている国税の姿勢にも大きな疑問を感じます』
その他にも 多くのコメントが寄せられていますが…
《500億か。アベノマスクに消えたということかな?はじめはマスクで500億くらい、大したことないと考えてたけど、前澤さんのばらまき(賛否両論あると思いますが)の方が使い方としては有意義なのかなって思ってしまいました。あくまでも、二択の話です。国家予算と、私人の寄付、同じ金額でもちょっと感じが違いますね 》
《500億も納税してくれてるのに、プライバシーも無視してリークは無いよな。犯人は免職にすべきはもちろん、訴えてもいいレベル 》
《悪意はおそらくないだろうね。このクラスになると、プライベートとビジネスの完全な線引きは難しいので、納税者としては有利に解釈して申告することは良くある。そして、国税と見解の相違が生じた結果、納得した点について修正申告する。これも良くある。税務調査の現場では、「こちらの点は受入れるんで、あちらの点はお願いしますよ」みたいな交渉は、納税者側も国税側も頻繁にある 》
《赤字分との相殺によって追徴はなかったといえ、社有財産の私的利用とそれに伴う巨額の脱税は守られるべき国民のプライバシーとは何の関係もありません。制度上は会計検査院による検査や国会での決算報告などもありますが十分に機能しているかどうかは別の話 》
等など、様々な見解のコメントが多くよせられているようでした。