去る 7日放送のTBS「ぴったんこカンカン」(金曜後8・00)で、エッセイストの内田也哉子さん(43)が 夫の俳優・本木雅弘(54)さんの知られざるエピソードを明かしました。
文通で 静かに愛を育み 結婚へ
也哉子さんは 19歳だった1995年に 本木さんと結婚。2人が出会うきっかけをつくったのは 昨年3月に亡くなった父・内田裕也さんで、也哉子さんが 15歳の時に父に呼び出されて六本木の寿司店に行くと、たまたまその場に本木さんも同席していたという。本木さんは当時、裕也さんが主演・企画・脚本を手掛けた映画 「魚からダイオキシン!!」に出演していたそうです。
也哉子さんが 17歳の時に 初めて2人で食事に。その際に 27歳だった本木から「もし結婚を考える時期がきたら 自分も選択肢に入れておいてくれないか?」と“プロポーズ”を受けたという。也哉子さんは当時スイスに留学していたため、文通で 静かに愛を育み 結婚へと至ったとのことでした。
冷静かつ的確な対応でダメージを最小限に
夫・本木さんについて、自身や両親とは違う遺伝子を持った「異分子」と表現する也哉子さん。そんな本木さんは、2011年5月に裕也さんが 強要未遂と住居侵入の疑いで逮捕された際、冷静かつ的確な対応でダメージを最小限にとどめたという。
「お父さんがまたやらかした」と逮捕後すぐに家族会議が開かれたが、本木さんは也哉子さんや義母・樹木希林さんに対して「凄く冷静に」善後策を指示したそうです。
当時 裕也さんと希林さんは CMで夫婦共演していたため、「CMの会社の方々におわびと、もう(CMを)打ち切ってくださいと言いましょう」と指示し、「樹木さんは 即座に記者会見を開きましょう」と対応を「全部指令してくれた」という。
“芸能界の歴史に残る会見”と 大きな反響
会見を開くつもりはなかったという希林さんだったが、娘婿の言葉を受けて 逮捕翌日にスピード会見をすることになりました。
事務所スタッフもいない中、約50分間にわたって自宅に招き入れた多くの報道陣の質問に 一人で対応しました。
「(逮捕は)遅かったな。何十年前に起こっててもおかしくなかった」「生き方を変えるなり、区切りをつけるなりしなくちゃいけない」などと 辛らつな、それでいて 人間味あふれる言葉で 懐の深さをみせた希林さんの姿は “芸能界の歴史に残る会見”と 大きな反響を呼んだのでした。
今は既に 裕也さんと希林さんは他界されましたが、在りし日に 娘婿の本木さんが主演の映画「永い言い訳」(西川美和監督)の試写会トークショーイベントの共演者として 義理の母で女優の樹木希林さんが特別出演した時の 私生活が垣間見れる?楽しいトークの様子を動画でご覧ください!