昨年、仙台市内の自宅アパートに2歳11ヶ月の長女を自宅に放置して死亡させたとして、宮城県警は、25歳の母親が保護責任者遺棄致死の疑いで逮捕されました。
逮捕されたのは、仙台市青葉区の飲食店従業員・土屋りさ容疑者(25)です。警察によると、土屋容疑者は、長女の陽璃ちゃん(2)を自宅に置いたまま外出していたといい、陽璃ちゃんは自宅で死亡が確認されました。
土屋容疑者は部屋に戻ったところ、陽璃ちゃんが裸で倒れているのを発見し、「娘が息をしていない」と、自ら救急車を呼んだということです。駆けつけた救急隊員がその場で死亡を確認したのですが、陽璃ちゃんの死因は低体温症だったといいます。
土屋容疑者は陽璃ちゃんと2人暮らしだったそうで、警察の調べに対し、「6月27日午前0時ごろに家を出た。知り合いの男性の家や仕事に行っていた」、「子育てに疲れて、一人になりたかった。3日間ぐらい家に帰っていない」と話しているとのことで、容疑を認めているといいます。
発見時には、陽璃ちゃんは全裸で居間に倒れていたといい、目立った外傷はなかったそうですが、陽璃ちゃんの体重は8・6キロと平均体重の3分の2程度でした。また、当時の陽璃ちゃんの胃の中は空っぽだったことからも、かなりの空腹状態だったのではないかと推測できます。
土屋容疑者は子持ちの未婚で、仙台市中心部の飲食店に勤めていたが、陽璃ちゃんを保育園に預けていなかったことが明らかになっています。
近所の住民は「先週木曜、子どもの声は聞いた。泣き声がすごい、わーと強く泣いている」と話しているというが、仙台市児童相談所も「報道で事件を知って記録を確認したが、母親や近隣住民からの相談や情報提供はこれまでなかった」話しているとのことです。
またもや幼い命が犠牲になってしまった残念なニュースです。家に3日間も放置されてどれだけ辛い思いをしたのでしょうか。幼児の気持ちを考えると涙が止まりません。ネット上では以下のような意見が寄せられています。
「こどもが気の毒すぎて、辛い。温かい食事を与えてあげたかった」
「留置所で一週間ほど放置しておきましょう。放置された者の絶望感を知るがいいと思いますが…」
「まただよ。。あんたは1人になりたかった。でも子どもは1人にさせてはいけない年齢なの。どうなるかわからないんだよね。」