まだ12時…なのに集中力が続かない・疲れている・眠いなどの症状が現れている人はいませんか?
会う人会う人に「なんか疲れてる?」と言われた経験はありませんか?
上2つにYESと即答したそこのあなた!
過度な業務ストレスのせいにする前に、あなたの朝の習慣を見直してみましょう。
実は、朝の習慣は1日のコンディションを左右する重要な役割を担っています。
私たちが当たり前のようにしている何気ない朝の習慣が1日を滅茶苦茶にしているかもしれません!
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ストレッチをしない
目覚めてすぐの時間帯は、交感神経が働きはじめます。その時に5分程度の軽い体操をすると、頭も体もスッキリと目覚めることができます。
布団の中で思いっきり伸びをする。手足をグーパー、グーパーする。目玉を動かす。腹式呼吸をする。寝ている間に使われなかった筋肉を使うことができ、血行が良くなります。さらに、身体を動かすことによって、交感神経がどんどん優位になっていきます。
ストレッチなど軽く体を動かす分には問題ありませんが、朝起きてすぐにジョギングなど激しい運動をしている方は要注意です!
血液中の血糖値が不足している空腹時にジョギングなどを行うと、 めまいや体調を壊すことに繋がります。
水・白湯を飲まない
人間の体の60%は水分です。人は寝ているあいだにコップ1杯程度の汗をかいています。すると、血液もどろどろになってしまい、血管がつまりやすくなります。
コップ一杯の水は、細胞の新陳代謝をうながし、自律神経も刺激されて頭もスッキリします。水が胃を刺激して、腸も活動を始めます。脳にも体にも水分補給!コップ一杯のお水は忘れずに飲みましょう。
起きてすぐに携帯を見る
朝起きてすぐ、スマホやパソコンの電源を入れてメールなどを確認する人は多いと言われていますが、実はこの行動もNGです。
新しいメッセージが届いていたら、できるだけ早く返信しておきたいと思うのが人の心。
そのため、ゆっくりとした朝を迎えられなくなってしまいます。
また、スマホやパソコンの光は交感神経を高めるため、興奮しやすくなると言われています。
このようなことから、メールの確認は朝起きてすぐには行わず、できれば仕事を始めたタイミングで行うのがよいでしょう。
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朝から多くの決断をする
明日着る服、朝ごはんなどは前もって夜に準備しておくことをオススメします。
朝からバタバタ脳を使いすぎると、不必要なエネルギーを使う事になり、お昼ごろには脳が疲れてしまいます。
Appleの創業者、スティーブ・ジョブズやFacebookの創業者マーク・ザッカーバーグは服を選ぶということにエネルギーを使わないために、クローゼットには同じ服だけを陳列し毎日同じ服を着たとされています。
日光を浴びない
体内時計の調節には、体内時計の調節には、眠りのリズムを司る「メラトニン」という物質が関係しています。
メラトニンが分泌されることで睡眠が促され、逆に分泌が抑えられると目が覚めるという仕組みで、光を浴びると減少、暗くなると増加します。
つまり、朝すっきり目を覚ましたいときは光を浴び、眠りたいときはまわりをしっかりと暗くすることが大切なのです。
ここで言う「日光」というのはカーテンを完全に開けた状態で浴びる光のことです。決してカーテンから漏れる光ではありませんよ!
1日のリズムがつくられる起床後の早い段階で太陽の光を浴び身体のリズムをリセットするのが一番なので、最低でも起床してから4時間以内、朝10時までには光を浴びるようにしましょう。
太陽光を浴びる時間が遅くなればなるほど、体内時計がリセットされる時間が後ろ倒しになってしまい、眠くなる時間も遅くなります。結果的に体内時計が狂ってしまうことになりかねません。
また、引きこもりの青少年の更生にも日光は効果があると言われており、真っ暗な部屋に一日中いる子供とカーテンを開けて日光を浴びることを習慣化した子供では更生にかかった時間が大幅に違ったという研究結果も出ています。
偏った朝食
朝食を食べることは、単に胃が満足するだけではなく、心身を健全に動かすための活力として欠かせないもの。
空腹のまま過ごしていると、些細なことでイライラしたり、力が出なくて満足に仕事を進めることができなくなります。
また、夕食から長い時間が経過しているため、朝食に食べたものは吸収率が高まりやすくなることから、肌や髪などの調子を整えるビタミンやミネラルなどの栄養成分の摂取がよくなり、体調や美容の管理に役立ちます。
しかし、朝食は何でもかんでも食べればいいというわけではありません。パンにベーコンにヨーグルトにジュースなんて方も多いと思いますが
このような欧米化した食事は発癌率を高めるという研究結果があり、成長期の子供に至ってはご飯を食べる子供とパンを食べる子供の脳の発達速度に大きな差が生じるとされています。
アラームのスヌーズ設定
スヌーズ機能を使って起床するためには、本当に起きなくてはいけないデッドラインよりも前に最初のアラームを鳴らす必要があります。これにより、大切なレム睡眠(浅い睡眠)の時間が奪われてしまうのが疲労感の原因なのだとか。
ここで少し、生物学的なお話しをしましょう。
人は寝ている間、深い眠り(ノンレム睡眠)と浅い眠り(レム睡眠)を90分周期で繰り返します。そして、実際に起きようと意識している起床時間の1時間ほど前になると、脳はコルチゾールというストレスホルモンを放出し、体温を上昇させ、レム睡眠状態へと移行し、脳も体も再起動に向けた準備をします。ここで目覚めると快適な目覚めとなるのですが……
再起動プロセスの途中でアラームが鳴り、起きてスヌーズボタンを押すと、睡眠サイクルが妨げられ、もうレム睡眠に戻ることはできません。
つまり、本来この時間帯に行われるべきだった再起動準備を行うことができなくなります。スヌーズ機能でリズムを崩され、朝の疲労感が倍増し、休息感が薄まってしまうのです。
ひどい時には、二日酔いのような症状を呈する場合さえあります。
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