歌手の森昌子さん(61)が、11月1日に放送された『ダウンタウンなう』(フジテレビ系)に出演。森さんは年内で芸能界引退を発表していますが、現在の心境を大人気企画“本音でハシゴ酒”で語りました。また、以前出演した『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで』(日本テレビ系)の年末特別番組“絶対に笑ってはいけない”シリーズに出演した際の裏エピソードが明かされました。
“本音でハシゴ酒”に出演した森さんは、今回がダウンタウンの2人と最後の共演だといい、これまでの芸能生活を振り返っていきました。そんななか、森さんは以前『絶対に笑ってはいけない』に出演したことを後悔していると発言。「昔ひどい目に遭ったのよ!」と、森さんが目をむきながら話し始めました。
森さんは2009年の大みそかに放送した『絶対に笑ってはいけないホテルマン24時』で仕掛け人として登場。バスに乗っていたダウンタウンらの前で、自身のデビュー曲『せんせい』を歌ってダウンタウンらレギュラー陣を爆笑させました。
しかし、このときの収録現場は過酷なものだったそうです。後部座席で体をかがめて毛布をかぶらされ、その上に荷物を置かれて3時間もの間ジッと待たされたといいます。森さんは「もう2度と出るまい」と力強く宣言。松本人志さん(56)は「バックステージがすごいんですよ、あの番組」と釈明しながら、苦笑いを浮かべていました。
これを受け視聴からは、「引退するのもったいない! 今、ダウンタウンなう見てるけどそうとう面白い(笑)」「森昌子とダウンタウンの絡み、絶妙なんだけど。やめんといて」「面白い方なのに引退なんて残念」「キャラが良すぎて惜しい逸材」などと森さんの引退を残念がる声が多く寄せられました。
そして、世間では森さんの引退発表された後、「仕事納めは紅白」という‟ウワサ”が出ていましたが、これをキッパリと否定。12月25日のラストコンサートが最後の仕事なので、紅白には出場しないと話していました。また、森さんは1985年に『NHK紅白歌合戦』で史上2人目となる司会とトリを務めています。
森さん曰く、当時は歌うだけで精一杯なので、司会はずっと断っていたといいます。しかし、紅白のスタッフが説得しに毎日仕事現場に来たため、根負けしたかたちでオファーを受けたそうです。その時の台本は電話帳ほどの分厚さで、全部暗記しないといけなかったのですごく大変だったと振り返っていました。
引退間もない森さんですが、最近では、歌手活動だけでなくバラエティーでも楽しませてくれていたので非常に残念ですね。年内まで残り少ない期間ですが、多様な活躍を応援したいものです。