伝説の歌姫として潔く芸能界から身を引いた山口百恵。結婚から30年以上経ち、二人の子供も芸能界で活躍していま。現在はどのような生活をし、子供は何をしているのかについてご紹介します。
山口百恵は引退後普通の主婦として生活
山口百恵さんはホリプロに所属し、1973年から1980年まで歌手や女優の活動を続けていました。1974年の第7回日本有線大賞の大衆賞をはじめ、第9回に有線ヒット賞、第11回と第12回に有線音楽賞を受賞しています。1974年の第16回日本レコード大賞の大衆賞や、1978年の第1回日本アカデミー賞主演女優賞も受賞しました。
1980年11月19日に俳優の三浦友和さんと結婚し、1984年4月には三浦祐太朗さん、1985年11月に三浦貴大を出産しました。2017年に三浦祐太朗さんはラジオにて、子供の頃に聞いた山口百恵さんの鼻歌が上手だったと話しています。
山口百恵さんが歌う「横須賀ストーリー」を作詞した阿木燿子さんは2014年に受けたインタビューで、主婦を貫き通す山口百恵さんを褒めています。三浦友和さんの仕事が減って家を売るか考えたときにもテレビで稼がず、専業主婦として夫を立てながら2人の息子を育てた山口百恵さんは立派だと話しました。
現在はキルト作家としても活動中
日本のキルト作家を紹介する「私の針仕事展」が2017年10月の18日から23日まで、兵庫県神戸市中央区のそごう神戸店で開催されました。パッチワークキルトなどが150点ほど並ぶ中、趣味でキルト制作を続ける山口百恵さんの作品が展示されていました。
静寂の薔薇と名付け、庭の薔薇が描かれた縦213cm、横184cmのキルト作品です。2017年1月19日から25日まで東京ドームで開催された第16回東京国際キルトフェスティバルでも、山口百恵さんの作品を見ることができました。オズの魔法使いがテーマとなった展示会で、山口百恵さんの作品のタイトルは「エメラルド城への小径」でした。
二人の子供は歌手と俳優
山口百恵さんの長男、三浦祐太朗さんは1984年4月30日に生まれました。中学生の頃から同級生と後輩で音楽の道を志し、ロックバンド「ピーキーソルト」が誕生しました。
メンバーが留学で渡米し、帰国した2007年2月にバンドが本格的な活動を始めます。渋谷で行われたイベントでオープニングアクトと出演してから、4月に日本三大首都と埼玉でライブツアー、11月には乾電池のみの電力に頼るライブなどを決行しました。2008年5月にメジャー契約を果たし、同年11月26日にファーストシングル「イトシセツナナミダ」でデビューしました。2009年12月9日にファーストアルバム「Peaky SALT」を発売しています。
2010年9月20日にピーキーソルトは活動休止を発表しましたが三浦祐太朗さんはソロデビューし、2017年8月1日にソロデビュー5周年を迎えました。
1985年11月10日に生まれた次男の三浦貴大さんは俳優の道を選び、2010年に公開された映画「RAILWAYS 49歳で電車の運転士になった男の物語」でデビューしました。第34回日本アカデミー賞新人俳優賞と、第35回報知映画賞新人賞を受賞する作品となりました。
2012年に放映された「劇場版SPEC天」や2018年公開予定の「ばぁちゃんロード」などにも出演し、2017年には川崎重工のコマーシャルでナレーションを務めています。
子供が巣立った後も夫婦仲良し
生命保険会社の明治安田生命は「いい夫婦の日」の11月22日に近づくと、理想とする有名人夫婦ランキングを発表しています。
2016年には、山口百恵さんと三浦友和さんが11年連続で1位に選ばれました。互いを尊重しながら長年連れ添う姿に、憧れの声が寄せられ続けています。2017年1月11日放送のテレビ番組「徹子の部屋」に出演した三浦友和さんは、夫婦喧嘩をしたことが一切ないと明かしました。
我慢するような出来事は起きず、休日には夫婦割引で映画鑑賞を楽しんでいると話しています。番組の最後では山口百恵さんに対して、ずっと変わらないでいてくれることがありがたい、と感謝の気持ちを述べました。
まとめ
山口百恵さんは一般的に伝説の歌姫と称され、結婚して引退した後も充実した日々を送っていることがうかがえます。不満をもらさず専業主婦を続けて三浦友和さんを支え、互いに尊重し合う姿は理想の夫婦に選ばれました。子育てが落ち着いて親離れをしても仲良く、微笑ましい家庭像です。