全国各地で新型コロナウイルスのワクチン接種が加速する中、ファイザー社製コロナワクチンに加え、モデルナ社製ワクチンの接種を接種する人も増えてきています。そんな中、モデルナワクチン接種後に出る副作用、通称「モデルナアーム」と呼ばれる腕の腫れが話題になっているようです。
今月4日に開かれた厚生労働省のワクチン分科会副反応検討部会での発表によると、モデルナ社製ワクチン2回目の接種後、腕に「発赤」があったと答えた人の割合は25.2%、「疼痛」は88.2%、「かゆみ」は13.7%とされています。
「モデルナアーム」の症状であるこれらの副反応は軽いものと言われていますが、中にはこぶしほどの大きさの薄い腫れが出現する人もいるようです。
さらに今、相次いで報告されているのが、接種から1週間以上が経ってから腕の接種部位が赤くなったり、かゆみが出たりする症状。中には接種の11日後が一番副反応が酷かったという人も見受けられました。
ファイザー製のワクチンと比べ副反応が出る比率が高いとされているモデルナ製のワクチン。
しかし、どちらのワクチンも2回目の接種後には副反応が出る確率が高く、若い世代ほど出やすい傾向があるようなので、もし接種する場合は無理をせず、接種予定が決まったら万が一に備えておくのがよいでしょう。
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