雑誌の専属モデルとしてのかたわら、映画や大河ドラマを含むテレビドラマなどでの演技に定評のある女優、水原きこさん。CM出演やイベントへの参加、SNSでの投稿などに大きな影響力と持つなど活躍の場をますます広げる彼女ですが、実は「日本人ではない」ことをご存知の方は少ないのではないでしょうか。
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水原きこ(水原希子)さんは1990年生まれで、アメリカのテキサス州ダラスで生まれます。一説には水原きこさんの母親がどうしてもアメリカ人とのハーフの子が欲しく、渡米してアメリカ国内で出産したとか。アメリカは豊かな国であるため国籍取得は非常に困難なのですが、アメリカ国内で出産された子供は国籍が与えられるためこういった方法をとる人が後を絶ちません。
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ともあれ出生時の水原希子さんの名前は「Kiko Audrie Daniel(キコ・オードリー・ダニエル)」で、世界を代表する大女優オードリー・ヘプバーンのファンであった父親が命名したそうです。希子という現在の芸名は当て字であり、実際以前は「ダニエル紀子」という芸名で活動していた時期もありました。そんな水原希子さんの母親はキャビンアテンダントをしていた在日韓国人で、出身地の韓国の地名「水原」を芸名の苗字として使っているようです。アメリカ人の父親と結婚して生まれた水原さんは先述のようにアメリカ国籍ですので、正確には水原希子さんは「国籍的には在日アメリカ人、人種的にはアメリカと韓国のハーフ」ということになり、一切日本と関係ないとも言えてしまうルーツを持っています。point 396 | 1
母親が在日韓国人で日本語写真:officiallyjd.comが堪能なため彼女も日本語が上手ですが、日本が無関係とはおどろきですね。ちなみに父親がアメリカ人ではありますが、英語は習得に苦労したそうです。そんなご両親は水原さんが11歳の時に離婚してしまいますが、母方に引き取られた後も父親とは定期的に会って仲良くしているそうです。
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妹さんが一人おり、現在は「水原佑果」名でモデル業などを中心に活動しています。芸能界にはハーフや外国人、在日韓国人(帰化した人もそうでない人も)が多い業界なのですが、水原さんのルーツが明らかになったのはある事件が関係しています。そもそも米韓ハーフであることはとくに隠していたわけではない水原さんですが、水原さんの友人がSNSに上げた写真が事件のきっかけとなります。
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中国の天安門に対して中指を突き立てている写真であり、政治的にメッセージ性の強いものでした。これに水原さんが「いいね」をつけたために中国人から批判が殺到、もともと反日感情の強い国ですから猛バッシングを浴びたのです。それに対して水原さんは「そんなつもりじゃなかったし、私は米韓ハーフで日本人じゃないから」と弁明してしまいます。事実ではありますが、批判から逃げるために「日本人じゃない」と言ったことに今度は日本人からの批判が殺到。point 273 | 1
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「日本で活動して稼いでいるのに都合の悪いときだけ外国人」「なりすまし」等々、アンチを生んでしまい現在でも彼女の投稿は炎上を生んでしまう傾向にあります。もともと、雑誌モデルをしていたときに未成年喫煙・飲酒などの「素行不良」で解雇されるなど保守的な日本人には好感度の高いキャラクターではないことも影響しているでしょう。
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日韓関係が慰安婦等の問題でこじれ、悪化してきていることも大きく関係しているため、彼女個人がどこまで悪いかという問題ではなくなっているのかもしれません。メンタルの強い彼女ですからバッシングにもめげず活動をしており、いつかは女優として・タレントとしてアンチもファンに変えるような大きな飛躍を果たすのではないかと期待されています。