2016年4月1日にAKBグループを卒業した宮澤佐江さん。シングル選抜総選挙では常に10位前後に入って選抜メンバーに選ばれており、最後となった2015年は自己最高の8位になりました。AKB48、SNH48、SKE48という3つのグループに所属し、卒業公演も3回ありました。2016年11月3日放送の「バイキング」では卒業後の年収が減ったことも明かしていた宮澤さん。彼女は現在、舞台女優として活躍中です。
「王家の紋章」、新妻聖子とのダブルキャスト
写真:楽天WOMAN
もともと女優になりたくてAKBオーディションを受けたという宮澤佐江さん。2007年公開の「伝染歌」にCちゃん役で初出演しました。それ以降「恋空」「マジすか学園」「ウルトラマンサーガ」など話題作に出演しており、演技力の評価も高かったです。AKBメンバーが出演する舞台「AKB49~恋愛禁止条例~」では主演に抜擢されました。
彼女は4月1日にAKBグループを卒業後、9日には「KEY OF LIFE-神曲たちの饗宴」に出演し、「星に願いを」というディズニーの名曲を歌いました。SKE48にも所属していた彼女は、名古屋で新たな1歩を踏み出すことになりました。
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彼女がAKB卒業を決意したのは、ヒロイン役・キャロルとして出演する「王家の紋章」が理由として大きかったようです。この舞台は新妻聖子さんとのダブルキャストでした。新妻さんは素晴らしい歌唱力があり、ミュージカル界にとってなくてはならない存在となっています。彼女はそんな新妻さんとダブルキャストで比較されるというプレッシャーで、一時は不眠症にもなったそうです。そんな彼女でしたが、見事ヒロインを演じ切りました。公演後の感想としては、「初々しくて良かった」「歌声が好き」「完成された女性に見える新妻キャロルと違い、宮澤キャロルは素直でわざとらしくて応援したくなった」など高評価が多かったです。point 354 | 1
その後も多くの舞台に出演、誕生日を舞台で迎える女優に
写真:エンタステージ
2017年4月、5月に「王家の紋章」は帝国劇場、梅田芸術劇場で再演されました。
同年7月、8月にはブロードウェイミュージカル「ピーターパン」にタイガー・リリー役を演じました。この作品は100年以上前の1904年にロンドンで上演され、以後1954年にアメリカでブロードウェイミュージカルになるなどを経て、1981年に日本で初上演されました。神田沙也加さん、高畑充希さんなど、歴代多くの有名役者が出演してきた作品です。彼女の誕生日は8月13日で、2016年は「王家の紋章」、翌2017年は「ピーターパン」と舞台上で毎年誕生日を迎えています。
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写真:モデルプレスpoint 59 | 1
タイガーリリーは、凛とした女性で、今までで一番難しかったかも、とインタビューで語っています。タイガーリリーは、ミュージカルで必要な「歌」「お芝居」「ダンス」の中でも、彼女が自信のある「ダンス」が多く、それだけでも強い気持ちをもって臨めたそうです。タイガーリリーは他の役との会話が少ないそうですが、そんな中でも毎公演、違ったことにチャレンジしているといいます。
AKBの頃は衣装さんに長めのスカートをお願いしていたそうです。今回の衣装のスカートが今まではいた中で一番短いものだそうで、記者発表の時には、「お尻が出ちゃうかな?」とコメントし、その後「ほら、こういう事言うとすぐカメラを。」と言って報道陣を笑わせていました。point 367 | 1
まとめ
写真:ウレぴあ総研 – チケットぴあ
AKBの頃から演技力に定評があり、多くのドラマ、映画に出演していた宮澤佐江さん。AKB卒業後、収入が激減するも、舞台女優として活躍しています。「王家の紋章」ではアイドルとしての活動と女優としての活動の違いを意識して不眠症になってしまいました。その後も「ピーターパン」などの歴史ある作品に出演してます。2017年11月、12月には「朝陽の中で微笑んで」に出演し、一年に二回も帝国劇場の舞台に立ちました。これからもさらなる活躍が期待されます。point 300 | 1