吉本興業の闇営業問題はまだまだ波紋を呼んでいます。
事の発端は、6月7日発売の『フライデー』(講談社)によって、2014年末に開催された振り込め詐欺グループの忘年会に、入江と宮迫、ロンドンブーツ1号2号・田村亮など複数の芸人が参加していたことが発覚したことでした。
人気芸人で「アメトーーク!」の司会を務める宮迫博之らは、「闇営業」問題発覚当初、金銭を受領していないと否定をしていましたが、それが6月24日発表の謝罪コメントでは一転。
宮迫は、「間接的ではありますが、金銭を受領していたことを深く反省しております」と金銭を授受していたと認めました。そして宮迫らを含む13人の芸人らが無期限の謹慎処分が下されました。
その後、7月13日に吉本興業は、ギャラとして宮迫が100万円、ロンドンブーツ1号2号の田村亮が50万円を受け取っていたことを公表しています。
「宮迫は問題発覚当初、関係者や芸人仲間に『詐欺グループから金はもらっていない』と言い訳をしていました。だから、最初は芸人仲間も彼を庇っていたのですが……」(宮迫の知人)
この弁明に、6月30日の「ワイドナショー」(フジ系)では、松本人志(55)が厳しく反応しました。
松本曰く、問題発覚当初から正直に話すよう促していたそうなのですが、「どこか芯では分かっていなかったのかな」とし、「不倫のときに中途半端にごまかすことができたのがよくなかったのよ」と、一昨年「週刊文春」が報じた“オフホワイト不倫”を引き合いに出しコメント。
「東京に出てきてもなかなか売れなかった宮迫がブレイクしたのは、ダウンタウンとの共演がきっかけ。恩人である松本さんにまで虚偽の説明をしていたことが、芸人仲間からここまでの反感を買う要因となった。吉本芸人のトップである松本さんが突き放した影響は大きい」(吉本関係者)
しかし、宮迫の言い訳はこれだけに終わりませんでした…….
謹慎処分の発表後も言い訳は続いていたといい、前出の知人はこう話します。
「宮迫さんは関係者らに『本当はお金をもらっていないけど、事を収めるためにもらったことにした』と言っていました。これには周囲も『そんなわけないだろ』と呆れていました」
人望の厚かった宮迫ですが、最近はこんな豹変ぶりも…..。
雌伏の時を経てダウンタウンらの引き立てで露出を増やし、今や「アメトーーク!」(テレ朝系)など多数のレギュラーを抱えるに至った宮迫。折に触れ披露する恐妻家キャラや、玄人はだしの歌唱力でも知られています。
「先輩には礼儀正しいし、売れていない後輩に仕事を紹介したり、食事をおごるなど面倒見がいい。飲みに行くと得意のカラオケを何曲も歌って場を盛り上げたり、ファンに求められると両手で握手するなど、対応も丁寧」(同前)
苦労人ゆえか、芸人間の人望は本来厚かった宮迫。その一方では、日テレ関係者は以下のように、宮迫の豹変ぶりについて、証言します。
「昔はスタッフと一緒に頑張りましょう! 的な感じでしたが、CMに起用され始め、金銭的に潤った頃から驕りが出たといいますか。スタッフへの態度が横柄になったり、お金への価値観も変わっていった気がします」
闇営業が発覚し、謹慎処分を食らった宮迫。現在は自宅に引きこもっているという宮迫ですが、知人らに「頑張ります」と一言、上ずった声で話しているといいます。
本当に反省の意はあるのでしょうか……
ネット上からは以下のようなコメントが寄せられています。
「何様?俺様な感じが伝わり好感ありませんでしたが、実際も見た目通りでしたね。。。引退会見を楽しみにしています。」
「間接的に100万は貰わんと思う。亮はもらってないは嘘でしたって認めたし。かなり厳しい。」
「やはり、社会的に記者会見は、すべきだと思ってしまいます。とても厳しい言い方ですが、責任をとるべきだと感じます」
人気芸人なだけあって、反社会勢力にかかわっていたことはかなり残念なこと。世間からの厳しいバッシングにも目を向けてほしいですね。