去る8日、お笑い芸人の宮迫博之さんが自身のYouTubeチャンネル「宮迫ですッ！」で 串カツチェーン「串カツ田中」のネーミングライツ（名称を付与する権利）を2000万円で買い、同チェーン店の約270店舗を1ヵ月間「串カツ宮迫」にすると宣言、ネット上で話題となっていますが…。
苦境明かす貫社長…「みやたこ」を 運営で他人事でない宮迫⁉
知り合いという「串カツ田中」の貫啓二社長は、コロナ禍の影響で「どこも手の打ちようがないって感じですね」と飲食業界が受けているダメージの深刻さを吐露するとともに、「普通の居酒屋とかレストラン業態だと売り上げ90％ダウンは普通。僕らもそれをちょっとでも減らすために売れるもの何でも売って」と窮状をうったえていました。
テイクアウトで串カツセットや弁当を、あるいは業務用で使われるはずだった野菜を安く販売するなどピンチを切り抜けようと努力しているようだが、「助成金も一部出ているが（もらえるまで）すごい時間がかかる。半年後ぐらいになって（店が）持つ？みたいな」と、苦笑いするしかない貫社長。宮迫さん自身も、大阪は茨木市にある実家のたこ焼き店から暖簾分けする形で「みやたこ」を 都内で5年前から運営しているだけに、他人事ではない様子。
「かっこいい」 「なかなかできることじゃ…」“男気” 称賛する声も…⁉
「飲食業の社長らで ZOOMなどでミーティングしているが、ウルトラCがまったくなくて」と困り果てた様子の貫社長だが、クラウドファンディングを始めると明かし、一番の目玉として「ネーミングライツ。『串カツ宮迫』とか2000万するんですけどどうですか？」と提案。
思わず爆笑する宮迫だったが、貫社長も笑いながら「お願いできませんかね？（1ヵ月間、）270店舗ぐらいの店名が全部変わるんですよ。ホームページから全部変えます」と畳み掛ける。宮迫は自身も経済的にかなり苦境にあることを説明しつつ、実際に串カツを食べながら「むちゃくちゃうまい」と絶賛。貫社長の再三のお願いに立ち上がる覚悟を決めたか、スタッフにも煽られつつではあったが最終的には「マジで買います」と宣言。
「ちょっと何がしか保険を解約します」と資金調達方法についても語ると、貫社長は感謝するばかり。宮迫は清々しい表情で「これがきっかけになったらいいじゃないですか。何がしかで盛り上げていけることができる人たちはやっていきましょう。そうじゃないと自分たちが暮らす町、都市、国がダメになってしまいますから」と語りました。
具体的には「串カツ宮迫」は7月頃登場する見込みという。これに対してネット上では…
「宮迫さん、かっこいい」「宮迫さんも（自分の店の店員の）給料払わなければいけないのになかなか決断できることじゃない」と、宮迫さんを称賛する声が続出しているようです。
昨年からイメージダウンの激しかった宮迫さんですが、これを機にイメージ回復となるのでしょうか…⁉
自身のYouTubeでが 非常に宮迫らしい⁉ 「串カツ宮迫」には行く気がしない…
今回のこの報道にも多くのコメントが寄せられていますが…
《2000万で全店の看板どうやって変えるんだろ？看板以外の部分も変えればとてもじゃないが2000万じゃ足りない。足りない部分は田中の持ち出しかな？宮迫は話題性、再生数、イメージアップ。田中は話題性による宣伝効果。お互がお互いを利用してリスクも分散してのビジネス。ビジネスとしてこれはこれで良いと思う。ただ、美談や男気ではない 》
《 テレビ復帰のための、戦略の一環だろう。田中の方は、まだ経営の体力は残っているし、本当のピンチにあるとは思えない。ビジネス上アピール効果があると判断したのだろう。しかし、私のような以前からの田中ファンとしては、田中は田中でいいではないか。「串カツ宮迫」には、行く気がしない》
《 非常に宮迫さんらしい。陰で見えないようにやれば、凄くかっこいいのですが、自身のYouTubeで見せるあたりが宮迫さんらしい。性格は変わらないんです》
等など、これ見よがしに自身のYOUTUBEで配信していることへの反感や批判の声も多くよせられているようでした。