脚本家・三谷幸喜が大河ドラマ「真田丸」から1年ぶりにNHKに帰ってきます。
2018年1月1日、正月時代劇「風雲児たち~蘭学革命(れぼりゅうし)篇~」がNHKで始まり、前野良沢と杉田玄白による“蘭学事始”をテーマに描かれます。江戸時代に初めて西洋医学書を翻訳し「解体新書」として出版した蘭学者・前野良沢と蘭学医、杉田玄白のお話です。しかし、二人で翻訳したのに、刊行された「解体新書」に良沢の名は載らず、玄白だけが有名になってしまいました。
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二人の間に何が起きたのか謎や背景を紐解き、30数年続いた、みなもと太郎の歴史ギャグ漫画「風雲児たち」を原作に、三谷幸喜が笑いとサスペンスに満ちたエンターテインメント時代劇をお届けします。
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出演者にも注目が集まり、前野良沢役(片岡愛之助)、杉田玄白役(新納慎也)、平賀源内役(山本耕史)、田沼意次役(草刈正雄)、中川淳庵(村上新悟)、桂川甫周(迫田孝也)、大槻玄沢:玄白と良沢の弟子(大野泰広)、奥平昌鹿(栗原英雄)、工藤平助(阿南健治)、林子平(高木渉)、女性キャスト、珉子:たまこ・前野良沢の妻役(長野里美)、峰子:前野良沢の次女(岸井ゆきの)、富士子:前野良沢の長女(中島亜梨沙)と、真田丸キャストが再集結、ネット上で大反響になっています。point 290 | 1
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歴史ファンからは「とても楽しみ!」「三谷幸喜がみなもと太郎作品の脚本を担当するのはすごい」「どういうギャグが盛り込まれるだろう」「ドラマを観る楽しみができた」などの声が続出、また「真田丸キャスト・スタッフの再結集が最高!」「草刈正雄の田沼意次役は見ものだ」「真田丸ファンは正月時代劇を絶対見るだろう」などと反響も大きいです。
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2017年末には「風雲児たち」トークイベントが、12月30日に佐賀、31日に大分で行われます。佐賀は「解体新書」出版から100年後に、佐賀藩出身の蘭方医・相良知安が日本の医療制度を革命的に変えた蘭学ゆかりの地です。大分では、前野良沢役の片岡愛之助、前野良沢の妻役の長野里美、蘭学を奨励した中津藩主・奥平昌鹿役の栗原英雄、大野が登場し、小栗がMCを務めます。
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真田丸はイベントの盛り上がりが作品に好影響を及ぼしており、今回の「風雲児たち」も、年末の九州から正月の三谷幸喜新作ドラマの盛り上がりを後押しします。
喜劇王・三谷幸喜が原作のギャグ要素をどのように盛り込んでくるのか、正月ドラマが待ち遠しいです。