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children、ミスチルといえばもはや日本を代表するバンドと言って良いくらいの知名度と人気を誇り、「オリコン30作連続首位」などの売り上げ記録も持っているバンドです。そんなミスチルの顔と言えばやはりボーカルの桜井和寿さん。甘いマスクと歌声、作詞作曲もこなす才能には女性のみならず男性も虜になってしまうほどの魅力があります。そんな桜井和寿さんですが、爽やかな外見とは裏腹に実は少々黒い過去も持っています。どういった事件があったのか、時系列で見ていきましょう。
ミスチルがバンド活動を開始したのは1985年のこと、当時メンバーは高校生であったそうです。しばらく活動をしたのち事務所に所属、そのレーベルの社員としてバンドや桜井さんを支えたのが桜井和寿の前妻の「ゆかり」さんです(一般の方なので現在の苗字は不明)。1994年にこのゆかりさんと桜井和寿さんは結婚、当時まったく売れていなかったミスチルはバンド活動だけでは食べていけなかったため、配送やクリーニング店などのアルバイトなどをこなす桜井さんをゆかりさんは献身的に支えていました。それだけではなく、仕事の面でもミスチルの売り込みに駆け回り毎日何十件も営業に回っていたそうです。
経済的にも仕事上でも夫を支えた、まさに「糟糠の妻」である桜井和寿前妻のゆかりさんですが、その努力が実を結びミスチルが徐々に人気をつかんで売れてくるようになると残酷な結果が待っていました。1997年、桜井和寿さんは当時セクシータレントグループ「ギリギリガールズ」所属の吉野美佳さんとの不倫をスクープされ、世の大バッシングを浴びることになります。それもそのはずで、「歌ではキレイごと歌ってるのに売れたとたん助けてくれた妻を捨てて若い女に乗り換えた」と世間からは見られてしまう行動でしたから、特に女性からの反発は当時非常に大きなものでした。
これをうけて桜井和寿さんは頭を丸め、ミスチルの活動休止という形で騒動はいったん終息を迎えます。ミスチルの活動はその1年後、1998年に再開されるものの不倫問題は未解決のままで、2000年にようやく桜井和寿前妻の「ゆかり」さんとの間に協議離婚が成立し、ゆかりさんとの間に出来た娘の分まで慰謝料と養育費の支払いを約束しています。「売れた途端に妻を捨てて若い女と結婚する」ことを「桜井メソッド」と揶揄されるほどイメージを落としてしまった桜井和寿さんですが、週刊誌の取材に逃げずに応じ「すべて自分が悪い」と認めるなど言い訳をしない姿勢は評価されています。
また、不倫相手の吉野美佳さんとは前妻との離婚後すぐに結婚しており、遊びではなく本気だったことを証明したのもイメージの回復につながりました。現在、吉野美佳さんは3人のお子さんをもうけ、専業主婦として芸能界を引退し静かに暮らしています。この一連の騒動はずっと桜井さんを支えてきた前妻の「ゆかり」さんにとっては非常に辛いことで、その心中は察するに余りあるところです。前妻との間にできた娘の名前をモチーフにした曲を出したりと桜井さんも後悔をしている節があり、また養育費などが滞ってはいないこと、吉野さんともその後ずっと関係が続いていることがせめてもの救いと言えるでしょう。
もう20年近く昔の話であり、知らない方も多いでしょうがこの事件をきっかけに「ミスチル嫌い」になってしまった人も多いとか。まっすぐに愛を歌うバンドなだけに、不倫などに対するファンの目線はかなり厳しいものであったようです。ちなみに、この前妻ゆかりさんとの間に出来た娘さんの名前は「優歌」であることが知られており、離婚後でも時々一緒に時間を過ごしていると伝われています。
「優歌」という名前でも娘さんへの桜井さんの愛が感じられるので、今まで娘さんとの面会が続いていることも不思議ではありません。その娘さんは未確認ながら芸能界に入っているという噂があり、「この人なんじゃ」「この顔は違うだろう」とファンによる検証が行われています。ただの噂かもしれませんが、娘さんが桜井さんの才能を引き継いで芸能界で活躍する日が来るかもしれませんね。