『週刊ヤングジャンプ』で2013年第9号から2015年第20号まで連載されていた人気漫画作品を舞台化した『イノサンmusicale』。原作となったコミックの発行部数は150万部にも上っています。
歌手で女優の中島美嘉さんが主演を務めるこの舞台のパリ公演が突如中止となり、ファンをざわつかせています!
同舞台の公式サイトでは、公演中止の知らせがアップされており「このたび、2020年2月9日に上演を予定しておりました『イノサンmusicale』のパリ公演を中止いたしますことをご案内いたします。(中略)パリ公演を楽しみにしてくださったお客様および東京公演をご観劇いただき本作品に携わってくださったお客様皆様に心より深くお詫び申し上げます。本結論に至りますまでに時間を要し、ご案内が遅くなりましたことを重ねましてここに深くお詫び申し上げます」としていますが、理由については触れられていません。point 303 | 1
パリ公演に関してはすでに昨年11月1日からチケットも販売されており、JTBがオフィシャルツアーも組んでいました。このチケットの申込者は、阿鼻叫喚状態になっているようで以下のような声があがっています。
《え、今さら中止。もう休み取ってあるんだけど…》
《さすがに1カ月切ってからの中止発表はヒド過ぎないか?》
《1カ月前ってキャンセル料発生するよね。何でもっと早くに知らせてくれないんだよ》
《ふざけんな! フランス旅行もかねて楽しみにしていたのに》
先に金だけ集めてとにかく見切り発車していたのでしょうけど、思ったより客が集まらず、中止にせざるを得なかったのかもしれません…。「そもそも、なぜわざわざパリで開催するのか意味不明」という厳しい意見まで上がっていました。
芸能記者いわく、「漫画を原作にした〝2.5次元舞台〟では、原作に強いこだわりを持っている客が多いことでも知られています。その点、主演の中島美嘉の演技力や、原作にないシーンが取り入れらていることで、脚本家と演出家にも非難の矛先が向いています。もはや、プロデューサーの制作能力が疑われるような状況になっていますよ」と明かしています。
主演の中島美嘉さんのファンからはこの状況にすでに苦笑が漏れているといい、日本公演の内容も賛否両論。
中島さん自身のインスタグラムには衣装を着た姿を投稿し、並々ならぬ舞台への意気込みを見せていましたが、「わざわざ他国で恥をかかなくて良かった」などと、むしろ安堵の声も上がっているようです…。今後、日本で再演される場合にも何らかの影響がありそうですね…。