9月15日にご逝去された樹木希林さん。
生涯を女優として生きていた樹木希林さんは享年75歳でした。
告別式は9月30日に東京南麻布の光林寺で営まれました。
希林さんの人柄により関係者が約500人、ファンの約1000人が参列してお別れをしました。
■樹木希林のプロフィール
本名:内田 啓子(旧姓:中谷)
別名義:悠木 千帆
生年月日:1943年1月15日
没年月日:2018年9月15日(75歳没)
出生地:東京府東京市(現・東京都千代田区)
死没地:東京都渋谷区
血液型:A型
職業:女優
ジャンル:映画・テレビドラマ
活動期間:1961年 – 2018年
活動内容:1961年 – 文学座に入団
配偶者:岸田森(1964年 – 1968年)、内田裕也(1973年 – )
著名な家族:内田也哉子、本木雅弘、内田伽羅
主な作品:『時間ですよ』、『寺内貫太郎一家』、『ムー』、『ムー一族』、『影の軍団シリーズ』、『夢千代日記』、『はね駒』、『はみだし刑事情熱系』、『夢千代日記』、『命』、
『東京タワー 〜オカンとボクと、時々、オトン〜』、『わが母の記』、『万引き家族』他
樹木希林さんは8月に大腿骨骨折で入院をしていました。
その後は自宅で24時間ケアができる状態を調え、9月14日に帰宅をしたが、翌日の15日未明に容体が急変したそうです。
その結果、残念ながら帰らぬ人となりました。
樹木希林さんのご主人さんは、伝説のロックンローラーの内田裕也さんです。
娘の也哉子さんは1995年にシブがき隊のモックン(本木雅弘さん)と結婚されて、3人のお子様に恵まれています。
樹木希林さんの戒名は、「希鏡啓心大姉(ききょうけいしんだいし)」です。
祭壇には1200本の菊やコチョウランが飾られました。
遺影は、10月13日公開の「日日是好日」で撮影された写真が使用されていました。
ファッション雑誌でも販売部数トップを誇る株式会社宝島社が2018年10月29日(月)に企業広告を出しました。
朝日新聞には「あとは、じぶんで考えてよ。」、
読売新聞には「サヨナラ、地球さん。」を同時に掲載しました。
「サヨナラ地球へ」の企業広告の全文はこちらです。
靴下でもシャツでも、最後は掃除道具として、最後まで使い切る。人間も、十分生きて自分を使い切ったと思えることが、人間冥利に尽きるんじゃないかしら。そういう意味で、がんになって死ぬのがいちばん幸せなのよ。
用意ができる。片付けして、その準備ができるのは最高だと思うの。
ひょっとしたら、この人は来年はいないかもしれないと思ったら、その人との時間は大事でしょう?そうやって考えると、がんは面白いのよ。
いまの世の中って、ひとつ問題が起きると、みんなで徹底的にやっつけるじゃない。だから怖いの。自分が当事者になることなんて、だれも考えていないんでしょうね。
日本には「水に流す」という言葉があるけど、桜の花は「水に流す」といったことを表しているなと思うの。
何もなかったように散って、また春が来ると咲き誇る。桜が毎年咲き誇るうちに、「水に流す」という考えかたを、もう一度日本人は見直すべきなんじゃないかしら。
それでは、みなさん、わたしは水に流されていなくなります。今まで、好きにさせてくれてありがとう。樹木希林、おしまい。
引用: corobuzz.com
この広告に、ネット上では素晴らしいと感動のツイートが投稿されていました。
宝島社が出した樹木希林さん一家の家族写真と「あとはじぶんで考えてよ」の広告、非常に良い。ひとつひとつの言葉が、実に良い。
— Natty (@redsnake1129) October 29, 2018
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樹木希林が素敵すぎて泣ける
— あやりん (@ayarin_t) October 29, 2018
樹木希林さんがご逝去された後の企業広告が話題になり、その名言がちりばめられていました。ご冥福をお祈りします。
ネットでは…
「樹木希林は、素晴らしい女優だったよ。」
「飾らない人柄と、内田裕也という男が、旦那だったと言うことが凄い!」
「モックンが、娘婿だろ。何だか、芸能人色が強いよな」
「映画界は、偉大な女優を失った!悲しい!」