10月25日の衆院本会議で、野田佳彦元首相は、安倍晋三元首相の国会追悼演説に臨みました。その想いの溢れた演説に、本会議場ではしばらく拍手が鳴りやむことはなかったようです。演説の全文を見ていきましょう。
野田元首相は10月17日、自身のブログにこうつづっていました。『衆議院で行われる安倍氏への追悼演説の人選が迷走し、私の名前が浮かんだり消えたりしていましたが、ずっと困惑していました。長期政権が誕生するきっかけとなった因縁がある上に、その最期にも立ち会う運命になるとは…。安倍氏にスポットライトを当てるための政治人生です。「かませ犬」みたいです』
「かませ犬」と自嘲する野田氏が、安倍元首相を追悼する最後の役回りを演じることとなりました。本会議場では、安倍元首相の遺影を手にした昭恵夫人が見守っていました。野田氏は、昭恵夫人に深々と一礼したあと、追悼演説に挑みました。【国会追悼演説全文↓↓】
約25分に及んだ追悼演説を終えた野田氏。安倍氏の遺影を手にした昭恵夫人も同じく深々と一礼していました。壇上を降りる野田氏に、本会議場ではしばらく拍手が鳴りやむことはありませんでした。
また、ネット上で「涙でました。野田佳彦氏の追悼演説素晴らしかった、ありがとうございます」「言葉に魂が入っていた。想いが溢れていた。」など、感動を与えていました。
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