海外で定番のヘアスタイルとして有名なのが「ギブソンタック」です。
ギブソンロールとも呼ばれるヘアスタイルで、低めの位置で髪をまとめるアップヘアになります。
ギブソンタックは首筋のラインをスッキリきれいに見せることができ、クラシカルかつエレガントな雰囲気を作ることができます。
一見複雑な構成にも見えるヘアスタイルですが、実は簡単で可愛く作ることができます。
ギブソンタックを作るときに必要なのは、クシとヘアピン、ゴム、仕上げのヘアスプレーがあれば作ることができ、練習だけならクシとゴム、ヘアピンだけで作れます。
写真 : Pinterest
まず髪の毛をよく梳かした後、髪の毛を後ろに持って行き基本的な高さを決めたら、髪をヘアゴムで束ねます。ローポニーテールの位置で縛るのが綺麗に見えます。
ゴムを根元の位置から少しずらし、緩んだ部分に穴を開けてそこに髪の毛を上から入れ込みます。また同じ穴に髪の毛を入れ込むという作業を繰り返します。いわゆるくるりんぱという髪型と同じです。
ひたすら輪の中に織り込んでいき、巻き込める髪がなくなるギリギリになったところでヘアピンでとめます。毛先を固定しますが、この時ヘアピンは横にさすのではなく縦で刺すことがポイントとなります。
最後にヘアスプレーをかけて完成です。point 202 | 1
写真 : pinterest.jp
ヘアゴムをはぎちぎちに締め付けるのではなく、ある程度輪を作りやすいように緩めに縛ります。ゴムは飾りのついているものではなく、シンプルな髪色にあったものを選びます。
毛量の多い人は毛先を通しやすいように細めのゴム、毛の量が少なめ何とは太めのゴムを使うことでくぐらせやすくなります。
ヘアピンはつけるときに一度縦に刺してから90度回転させることによって、綺麗に作れます。
最後の仕上げのときには、全体を少し崩すことがポイントです。作るときにはかっちり作っても良いですが、最後にバランス良く崩していくことで、失敗した部分などを隠せます。
写真 : ロフト
特にギブソンタックにオススメなのが、ミディアムヘアの人です。
基本的に毛束をねじったり、三つ編みにしてから毛先を輪の中に織り込みやすいため、毛の量が多かったり少なかったりする場合には始めに髪の毛をまとめてから行うことがオススメとなります。
不器用だから綺麗にできないという人は、サイドを見込むことなどのアレンジができます。
サイドの髪を三つ編みにしたら、それごと髪をまとめてポニーテールを作ります。三つ編みごと輪っかの中に入れてくるりんぱをしていきます。この際ボリュームを出すことを意識しながら髪の毛を作っていきます。
ヘアピンでとめたら、髪の毛を整えます。point 332 | 1
写真 : pinterest.jp
この時に髪の毛を崩さないように横から差し込めるヘアピンタイプのリボンをつけてみたり、コームやバレッタなどのヘアアイテムをつけることでお洒落な雰囲気を作ることができます。
上品なスタイルのため、結婚式などの華やかな場所でもオススメのヘアスタイルになります。
またヘアバンドやヘアターバンなどをつけると、カジュアルでアクティブなイメージを作れます。
写真 : beauty news tokyo
それでもうまくいかないという場合には、不器用ではなく髪質が問題になっている場合がほとんどです。
さらりとした髪の毛は内側に折り込む時に落ちてきたりしやすく、非常にまとめにくくなっています。
そんな時には、髪の毛をあらかじめ下準備しておきます。ストレートヘアの場合には、ヘアアイロンやコテを使ってゆるくカールをつけておくことで織り込みやすくなります。
髪質がふわふわしてまとまらないという時には、ヘアワックスやスプレーをワンポイントで使用しておきます。髪の毛全体にかけてしまうと固まってしまい織り込みにくくなってしまうため、毛先などのワンポイントにつけておくと便利です。point 350 | 1