容姿に悩みのある方のうち、整形手術をされる方もいらっしゃることでしょう。しかし、残念ながた医療ミスも存在します。最近になり、患者の頭蓋骨を切開し、血を流しているのにも関わらず3時間もの間放置し、死に至らせた医師のエピソードが話題になっています。もはや医師の資格はないのではないでしょうか?
整形手術中に医療ミスを犯しながらも…?
それは韓国の出来事。富裕層の多い江南(カンナム)エリアのとある整形外科にて医療ミスが起こりました。それは今から3年前である2017年10月の午後5時半ごろ、小顔になりたいと整形手術を望んだAさんが手術中、医師が誤って頭蓋骨、脳膜を切開し大量出血を起こしました。これによりAさんは頭の骨が骨折し、意識を失ってしまいました。
そのような異常事態に陥りながらも医師は何の措置もせず、3時間もの間Aさんを放置し、Aさんは手術後の副作用である脳浮腫でそのまま亡くなってしまいました。本来であれば、顔を小さくする手術をする際、患者の脈拍や呼吸などのチェックをする必要があるとのことですが、それどころか意識を失ったAさんに何の対処もしなかった医師は重大な責任が問われています。
医師に判決が下されるも…?
該当の医療ミスの件が今年に入り裁判が始まり、1月16日に当時Aさんを執刀した38歳の医師に禁固1年の執行猶予が宣告されたとのことです。裁判所側いわく「被告人の業務上の過失で被害者が死亡するという重大なミスが発生した」とし「遺族が許されざる行為だと訴えかけている」と判決理由について明かしています。
ただ、病院側は遺族に損害賠償をすでに支払いしているという関係で禁固1年という判決に終わり、医師免許の剥奪はされなかったようですが、お金を払えば解決する話でもなく、このような病院にかかりたくない、という方が大半ではないでしょうか?整形手術をするにも病院を選ばなければならない必要がありそうです。
まとめ
このように、医療ミスというのはいまだに無くならない、というのも思い知らされますが、整形大国で知られている韓国でもなんだか危険な手術に臨む医師も多い様子。女性を中心に韓国の医療観光は全世界で需要を高めていますが、万が一韓国で整形をされるという方は事前に下調べを徹底した方が良さそうです。