今月5日、04年アテネ五輪、08年北京五輪と2大会連続で競泳2冠の北島康介氏(38)が自身のTwitterを更新。現在問題となっている名古屋市の河村たかし市長が東京五輪で金メダルを獲得したソフトボールの後藤希友投手(20)のメダルを噛んだ問題について、ツイッターで言及しました。
今月4日、金メダル獲得を報告のため、名古屋市役所を訪れた後藤投手。その場で迎えた河村市長は、金メダル獲得の報告を受け首にかけてもらっていました。
しかし、首にかけた途端、本人の了承なくメダルに噛みつき、世間からは批判の声が殺到しているようです。
これについて、様々な著名人が持論を展開する中、5日、競泳金メダリストの北島氏が自身のTwitterを更新し、「そもそもなんで表敬訪問しなきゃいけないのか。」と疑問を示し「僕はメダル噛んだことありません」とコメント。
この投稿は瞬く間に拡散され、多数のメディアも取り上げるなど大きな影響を与えていました。SNS上でも北島氏の意見に賛同する声が多くみられ「全く同感でそもそもいらないでしょ」「選手に対する敬意が全く感じられない」「コロナ禍でこの行動は非常識すぎる」などの声があがっていました。
なお、河村市長は5日の記者会見で「宝物を汚してしまい、配慮が足りなかった。コロナ禍にも不適切な行為だった」と謝罪しています。