花言葉の歴史・文化
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花言葉の歴史は長く、多くは、ギリシャ・ローマ神話、伝説・聖書などのエピソードが由来になっています。そういった背景に、花自体がもつニュアンスがプラスされたものと考えてよいでしょう。国や地域・宗教などにより花言葉の意味が違ってくるのだとか。日本で使われる花言葉の多くはイギリスからきたものなんです。一つのお花でもたくさんの意味をもつものもあります。また、色によって意味が変わってしまうものもあるんです。贈るときには、気をつけたいですね。
愛のある花言葉①バラ
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赤いバラの花言葉は、「あなたを愛してます」「愛情」「美」「情熱」「熱烈な恋」。真っ赤なバラは人気が高く、女性へのプレゼントだけでなく還暦のお祝いにも喜ばれます。愛や情熱を表す赤のバラですが、つぼみのバラは花言葉が変わり「純潔・純粋な愛・あなたに尽くします・愛の告白」などの花言葉を持ちます。バラの花言葉は色や形によっても意味が変わるんです。
愛のある花言葉②スズラン
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ヨーロッパでは、5月1日のスズランの日に愛する人へスズランのお花を贈る風習があります。花言葉は「幸福が帰る」「幸福の再来」「意識しない美しさ」「純粋」。lily of the valley/谷間の百合とも呼ばれ、聖母マリアの花として『聖母の涙』とも言われる素敵なお花ですが、実は有毒物質を持っているので注意が必要なお花です。
愛のある花言葉③ポインセチア
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クリスマスフラワーとも呼ばれるポインセチアの花言葉は「祝福する」「聖なる願い」「清純」「私の心は燃えている」。結婚のお祝いにもふさわしいお花なんですね!実はこの赤い部分は花ではなく葉っぱなんです。お花は、真ん中の点々の部分なんですよ。
愛のある花言葉④桜
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日本では春の花の代名詞とされる桜。満開に咲き誇るその姿はとても美しく、気品にあふれています。そんな桜の花言葉は、「あなたの微笑み」「心の美しさ」「潔白」「優美な女性」。また、日本には200種類近くの桜があり、それぞれ花言葉も少しずつ違っています。代表的な品種ソメイヨシノの花言葉は「純潔」。八重桜は「豊かな教養」「善良な教育」「しとやか」。山桜 は「あなたに微笑む」「純潔」「高尚」「淡白」。桜を愛でながら、美しい花言葉を思い浮かべてみるのも素敵ですね。桜の花は贈りにくいので、その美しさをお菓子で表現したり、桜をモチーフにしたものがとても多いですね。
愛のある花言葉⑤ブーゲンビリア
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「情熱」「あなたは魅力に満ちている」「あなたしか見えない」など言葉にするのには少し恥ずかしいくらいのブーゲンビリア。原産地はブラジル。沖縄には、20~30種類のブーゲンビリアが咲いているのだとか。沖縄の明るいイメージそのものですね。
おわりに
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花言葉には、同じ花でもさまざまな意味をもつ花もあって勉強になりましたね。記念日や大切な人にちょっとしたお花を贈りたいとき、お花の意味を知っておくと、プレゼントするときに気持ちが込められていいですよね。あなたも大切な人にい花を贈りたいときはぜひ参考にしてみてくださいね。