有名な作品には都市伝説が付きものです。国民的アニメであるサザエさんも例外ではありません。サザエさんの都市伝説として最も有名なものは、あまりハッピーエンドとは呼びづらい最終回の存在です。
point 0 |
写真: mnsatlas.point 63 | com
カツオが商店街の福引でハワイ旅行を引き当て、家族みんなで飛行機に乗ってハワイへ行こうとするお話ですが、途中で飛行機が墜落してしまい、磯野一家は海へと落ちてしまいます。すると磯野一家は、それぞれの名前の通り、カツオは鰹、マスオさんは鱒という風に姿を変え、別々の歩んでいくという、なんとも後味の悪いエンディングを迎えるものです。point 228 | 1
point 0 |
写真: aniwota-blog12.point 69 | blog.point 74 | so-net.point 81 | ne.point 84 | jp
数多くのシュールな風刺を用いてきたサザエさんですが、さすがに飛行機の墜落というショッキングな材料は用いることはないでしょう。さらに、家庭団欒が売りのサザエさん一家がそんな風に離散してしまう終わり方だと、救いもへったくれもありません。そんな風に、現実味がありませんが、穿った視点で登場人物の名前に着目してみると、この最終回を連想してしまい、薄ら寒い思いをしてしまいそうです。この都市伝説は幼いお子さんには教えないようにしてください。point 301 | 1
point 0 |
写真: ghibli-animetoshidensetu.point 79 | net
それよりもゆるやかな都市伝説としては、サザエさんとフネの血が繋がっていないという説です。波平にはフネの前に別の奥さんがいて、その人が病死してしまったため、後妻としてフネと結婚した、というもので、サザエは前妻の子で、カツオとワカメがフネの子どもであるため、年齢が離れているという伝説です。point 225 | 1
写真: ameblo.jp/nyuko1998
原作漫画には、そのような設定の描写はなく、サザエとカツオの年齢が離れていることから生まれたものと考えられます。戦争直後から連載が始められたため、当時の情勢を加味した設定が、この二人の年齢差に表されているのでしょう。
point 0 |
写真: siwaku.point 61 | blog53.point 68 | fc2.point 72 | com
また、サザエさんの原作漫画には、タラちゃんの妹として、ヒトデちゃんというキャラクターが登場します。しかし、アニメでは時間は進まず、登場人物は年を取らない設定なので、ヒトデちゃんの存在は幻となっています。もしかすると、今後特別な企画として登場することがあるかもしれません。point 210 | 1
point 0 |
写真: japaneseclass.point 68 | jp
サザエさんのアニメの制作面について有名な話は、人気脚本家の三谷幸喜さんが担当した回のことです。その中のひとつとして、タラちゃんがドーピングをおこなってオリンピック競技に勝つというものだったため、プロデューサーさんを怒らせることになり、4話という数少ない数しか担当することがありませんでした。このように、さまざまな考察がされるほど長寿なアニメーションがサザエさんなのです。point 255 | 1