兵庫県明石市の泉房穂市長(59)は10月12日、市長への問責決議案に賛成する会派の市議2人に「選挙で落としてやる」などの発言をした問題を受けて、今期限りで辞職する考えを表明しました。
泉市長は「心よりお詫び申し上げたい。お詫びですまされることではないと理解している。暴言の責任をとり、背政治家を引退したい。あらゆる選挙に立候補せず、ちがう形で活動したい。」と述べました。
問責決議案は、4会派が泉市長がツイッターで法人市民税額を勝手に公開したことにあたり、「再三の不適切な言動を指摘したが変わらない」などといった内容で10月6日に提出されていました。
問題の発言があったのは、10月8日に明石市内で開催された市立小学校の創立記念式典でした。泉市長は市議2人に「問責なんて出しやがって。お前ふざけているのか。選挙で落としてやる」「問責決議案に賛成したら許さない」などと言い放ったそうです。市長は「言い過ぎで不適切だった」と謝罪していました。
記者会見で市長は自身の暴言について、「怒ると、お前と言ってしまい、ガラの悪い言葉が出てしまった。選挙で落とせる権利はない。怒りが爆発している状況なので、怒りにまかせて言った」などと弁明していました。
このニュースを見たネット民たちは、「なんと残念な」「昔にも暴言吐いてたから人は簡単に変われないんだな」「調子に乗り過ぎたね」などとコメントしていました。
多くの明石市民に期待されていた市長なだけに、本当に残念だと感じます。
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