先月29日に行われた天皇陛下即位を祝う「饗宴の儀」に「NHKから国民を守る党」の丸山穂高衆議院議員が出席。しかし、21日、衆議院議員運営委員会の理事会で「饗宴の儀」の際、‟丸山議員が酒に酔って不適切な行動を取ろうとして、同僚議員に制止されたのでは”と指摘されたことが分かりました。これに与党側が事実関係の調査に乗り出すということです。
同席した一部議員の話としてTBS「NEWS23」は、丸山議員が「眞子さまに“彼氏と会っていますか”と聞いた」と報道しました。その後の10月29日、丸山議員は自身のツイッターで「アメリカはやはり遠いですね お寂しいですか?」とツイートしています。眞子さまの婚約者で米国留学中の小室圭氏との関係に言及したことを示唆していました。
記者団に対しては「シェリー酒を何度も飲んだ」と話していた丸山議員。しかし、泥酔の事実は否定しています。その後もツイッターで「否定とともに『はぁ?だから何やねん?』レベルの案件。記憶も全部あるし、制止もされていない」と改めて否定。また、その日の午後7時ごろには「今日は酒関連の話題になったし、問題提起で飲みます~笑」と挑発した様子も見せました。
そんな丸山議員は、過去にも何かとトラブルを起こしており、15年にはJR蒲田駅で飲酒後に男性らともみ合い相手の手を噛んだり、今年5月には国後島へのビザなし交流訪問団に同行した際、泥酔して大騒ぎ。訪問団団長に「戦争でこの島を取り返すのは賛成か」などと質問し問題となりました。また、日本維新の会から除名され、会から糾弾決議を受けました。
さらに、8月31日に韓国の国会議員計6人が竹島に上陸したことを受け際、ツイッターに「竹島も本当に交渉で返ってくるんですかね?戦争で取り返すしかないんじゃないですか?」と投稿。
丸山議員のこの投稿は、大きな波紋が広げ、立教大学大学院特任教授の金子勝氏は9月1日、「笑い話ですまない」「何度でも繰り返せば、国会でも戦争を煽る言説が当たり前にする気なんでしょうか」とツイッターで批判。
他の野党からも批判の声が続出し、立憲民主党の公式ツイッターは同日「ツイッターでまたこのような発言を繰り返すことは、国会議員としてあるまじき行為です。全く反省していないのですか」と投稿しました。
政治家としてあるまじき行為や発言の数々。丸山議員に投票をした方たちは今頃後悔されているのではないでしょうか….。