高校時代に怪物と評され、「松坂世代」などの流行語までも生み出した程話題となった松坂大輔投手ですが、3年前に日本球界に電撃復帰してからはまったくと言っていいほど活躍ができていません。先日とうとう福岡ソフトバンクホークス退団も発表されました。現在別居中で離婚も間近ではと噂されている松坂大輔投手の嫁、柴田倫世にもあるのでしょうか?
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かつての輝きを失ってしまった原因やこれからの去就、かつての輝かしい実績などを含めて紹介していきます。前述したように高校時代からそのポテンシャルにはプロ野球界も注目していて、ドラフト会議でも当然のように1位指名する球団が多く、3球団が松坂投手をドラフト1位指名しました。結局西武ライオンズに入団し、1年目から先発ローテーションの一角として活躍して、高卒1年目ながら16勝を記録し新人王のタイトルも獲得しました。その後も毎年のように活躍し2007年にメジャーリーグへと移籍します。
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メジャーリーグで8年間過ごし、2015年に福岡ソフトバンクホークスへの入団が決定し日本球界に復帰することになりました。日本球界に復帰して福岡ソフトバンクホークスに入団してからは、3年間でわずか1試合しか投げることが出来ず3年間で12億と言われている大型契約に見合った活躍ができていません。松坂投手の全盛期を知るファンからの期待にまったく応えることが出来ず、3年間で1試合しか投げることが出来ていないため、1球2050万円とまで評され多くのバッシングを受けました。年齢に衰えを考慮してもここまでかつての輝きを失ってしまったことについて考察してみます。
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一番大きな原因として考えられることは、単純に怪我からの回復が追い付いていないこと、怪我からの復帰後のリハビリやトレーニング不足です。メジャーリーグに挑戦してからの2年間は西武ライオンズ在籍時に引けを取らない程度に活躍していましたが、メジャーリーグでの3年目となる2009年には右肩の疲労により投球回を大幅に減らしています。この年以降、頻繁に右肩の疲労を訴えており離脱することが多くなっています。このことから右肩の状態が回復しきっていない可能性や、そもそも松坂投手の右肩が投球に耐えられなくなっていることが考えられます。
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他の原因としてメジャーリーグで活躍していた頃からですが、もともと松坂投手自身が太りやすい体質であることが考えられます。スポーツニュースなどで取り上げられる松坂選手の写真や映像を見て、太ったと感じていた方も多いはずです。このことは、嫁である柴田倫世の栄養、管理能力不足や松坂投手自身の節制意識の低さ故のことではないでしょうか。
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最後に考察される原因は、これまでの松坂投手の起用法です。ここまで松坂投手はほぼ先発投手として活躍してきましたが、先発以外の中継ぎと抑えをほとんど経験していません。先発と中継ぎや抑え投手は、シーズン中の過ごし方などが全く違うため簡単に配置展開はできないものです。もしもこれまでに中継ぎや抑えとして起用され続けたシーズンがあれば、福岡ソフトバンクホークスも中継ぎとして松坂投手を戦力として計算していたかもしれません。
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これらの3つの要因が松坂大輔がかつてのような活躍ができていない原因ではないでしょうか。投球能力は全盛期のようにはいきませんが、日本球界やメジャーリーグで経験した技術に関してはまだまだ現在のプロ野球界で通用するはずです。松坂大輔本人もまだ現役で投げたいという意志があるようですし、またかつてのように打者を圧倒するピッチングを期待するファンも多いはずです。今後の松坂大輔投手の去就から目が離せません。