お笑いコンビ・ダウンタウンの松本人志が、24日に放送されたフジテレビ系トーク番組『ワイドナショー』(毎週日曜10:00~11:15)に出演。
女優の沢尻エリカが合成麻薬MDMAを所持したとして麻薬取締法違反の疑いで逮捕されたことについて取り上げ、
薬物犯罪に対するさらなる厳罰化を訴えたことにより、ネット上でも話題になっています。
今月16日に、合成麻薬MDMAを所持したとして麻薬取締法違反容疑で逮捕された女優・沢尻エリカ容疑者は、
警察の取り調べに薬物を⑩年以上前から使っていたなどと証言する一方で、
尿検査の結果は「陰性」であり、シロ。
そのため無罪ではないものの「不起訴処分」となる可能性が取りざたされています。
また、出演が決まっていた大河ドラマ『麒麟がくる』は降板し、沢尻演じる濃姫の代役は川口春奈が務めることとなりました。
これらについて松本は、
「何について話せばいいのか分からないですよね。シロでしょ? シロっていうことはシロなんですよね。ていうことは、このまま大河を続けてもいいということにはならないんですか?」
と出演者らに疑問を投げかけていました。
こうしたなかで、あらゆる状況が動く可能性があることから、
松本は「今回のことは、まだちょっと分かんないですけど」と前置きし、
「もっと、みんなで議論してほしいのは、法をもっと厳しくしてほしい(ということ)。クロになったとしても初犯で執行猶予。そこ、もっと厳しくして初犯で2~3年とか決めないと(薬物犯罪は)減っていかないですよ」
と、薬物による犯罪が減らない現状を嘆き、訴えました。
さらに「CMの損害がナンボとか、作品に罪があるとかないとか、それもいいんだけど、罪重くすれば(薬物犯罪は)確実に減るし」と断言。
最後は「これ言ってるの、意外とボクだけで、よく考えたら芸能界で(違法薬物を)やってないの、オレだけかな」
とボケてみせたが、厳罰化については譲れない様子でした。
冗談を交えつつ、持論を訴えていた松本だったが、視聴者からは納得の声が上がっており、
「松本さんの意見はただ厳罰化するということではなく「初犯を厳罰化する」という話。これは納得できる意見だ。」
「それは薬物犯罪に限らず、どんな犯罪にも当てはまるし、刑の厳罰化は確かに効果的だと思う。
しかしその反対意見として死刑廃止や更生の可能性などを主張する人達も少なくからず存在する。
どちらの理論が国際社会的に評価されているのかは解らないけど、個人的にはその犯罪に相当する以上の罰を与えることが必要と感じている。」
「確かにそう思う。初犯の段階で薬物依存に近い状態になってるケースが多いだろうし、そこで執行猶予にしちゃうとまたやる。
本人が所持または使用しているケースは厳罰化でいきなり懲役○○年の方が本人の薬物断ち切りのためにも良いと思う。」
などのコメントが寄せられていました。