マツコデラックスのテレビで知られるゴージャスな衣装は、私服でも優雅でデラックスなのでしょうか?あまり知られていない、マツコデラックスの私服を調査してまとめてみました。
普段は男の恰好
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マツコデラックスは巨漢で女装姿がトレードマーク。自ら同性愛者であることも明かし、マツコのことはいつしか世間も、大きなおばさんというような印象で受け取めているようです。普段着もドレープのある大きな一枚布のようなワンピース姿で、優雅に日常を過ごしているように思えるマツコですが、実は普段は男の恰好をしていると言います。2016年9月24日放送の「マツコ会議」の中で、個性的な女子高生や男子高生のファッションについての話題が上った時に、今どきの女子高生の好きなブランドの話題になりました。北海道の女子高生が、マツコに好きなブランドの質問をしたところ、マツコの返答は「普段は男の恰好をしている」と答え、出演した一人の女子高校生は、「今日一番驚いた」とびっくりした表情で、マツコの発言を信じられない様子でコメントをしました。
マツコがデラックスになった番組
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マツコのデラックスな女装やメイクが完成したのは、私服ではなく、番組の企画でした。フジテレビの深夜に放送をしていた「低予算番組・マツコの部屋」がきっかけだったのです。番組の内容は、マツコを満足させる為に、番組のデレクター松井が駆使したビデオを作ります。そのVTRをマツコに見せて、アリかナシをジャッジするという物で、デレクター松井がマツコをちょっとなめてかかる態度とマツコとの駆け引きが好評を呼び、後に深夜の枠ではなく、ゴールデンタイムに放送されるようになります。この時のマツコのギャラは1回5000円。これではもちろん衣装代が出るわけがありません。ですから当時からマツコの衣装は手作り。生地さえあればマントのようにまとってしまえばいいといった発想から、今の様な衣装ができあがり、お姉キャラと共にマツコデラックスの風貌とキャラが完成したのです。
マツコデラックスの女装
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マツコデラックスが女装すするのは番組や仕事の時だけ、完全に今の女装の形になったのは、2000年から。マツコは178㎝と身長があり、スリーサイズはオール140.いくら大きめの女性のサイズでもマツコの身体に合う8Lというサイズはもちろん既製服には存在しない為、常に衣装は手作りだそうです。そういえばマツコの衣装は常にロングのオーガンジーのような布をまとってるといった感じに見えます。実際にマツコのドレスを作るのに、25mの布がひつようだとか。靴もサイズがないので、常に海外からの取り寄せだそうです。番組で完全に女装に徹したのは、男をすてて、完全に覚悟を決めたという意志からだそうです。
マツコの私服パターン
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マツコは自分の番組内でも、ファッションや服装に全く興味がないことを良く発言していて、私服のパターンも2つしかないことを明かしています。1日着たパンツは洗って、乾燥したら次の日に同じものを着るといった風で、トップス、ボトムのパターンが2つあるだけと語るマツコ。普段着はおっさんの様な格好をして、衣装はあくまでも仕事の為といいます。ファッションに関しては全くあきらめていて、自分の服をもう7年から8年は購入していないそうで、下着もまとめてドン・キホーテで買うらそうです。一時痩せることで、服装にも力を入れようと考えて、70キロ台まで落とす減量をしたそうですが、痩せた自分が自分らしく見えなかったそうで、それ以来、やせようと思わないと公言しています。
まとめ
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マツコデラックスの番組での華やかな衣装を見ると、普段着もファーベラスな貴婦人風だと想像しましたが、本当にマツコの性格のように、無駄のない、現実主義なんですね。それがギャップではありますが、マツコは自分に正直に生きていて、番組でコメントする地に足の着いたコメントがさらに信憑性を増します。すべてにおいて正直でとっても好感がもてます。