野球界のスターである長嶋茂雄が認めた男というのは数少ないです。その中の一人がゴジラという愛称で知られる松井秀喜です。今回はその松井秀喜の凄さが5分でわかるように説明していきたいと思います。松井秀喜は高校時代から世間に名前が知れ渡っていました。高校は石川県の野球の名門高校で、そこで中心選手として活躍していました。高校3年のときに出場した甲子園では、5打席連続敬遠という、後にも先にも誰も経験していない扱いを受けています。清く正しいプレーが求められる高校野球において、真剣勝負を避けるというのはありえないプレーです。
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松井秀喜の場合、全打席で勝負をしてもらえなかったので、良い方に考えれば、それだけ相手チームからは恐れられていた存在ということも言えます。高校時代の時点で、すでに実力はプロ野球で通用すると言われていて、高校生とは思えないようなパワーと、バットコントロール技術がありました。同世代ではライバルがいないといっても過言ではない状態でした。
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そんな松井秀喜は常勝軍団である読売ジャイアンツに入団します。読売ジャイアンツでも順調に成長し、不動のレギュラーに君臨します。ホームランを量産し、打点も数多く記録しました。そして、読売ジャイアンツで活躍した松井秀喜は、満を持してアメリカの大リーグの超名門チームである、ニューヨーク・ヤンキースに移籍をします。
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ニューヨーク・ヤンキースは日本の読売ジャイアンツのような存在で、勝利を義務付けられているようなプレッシャーが大きいチームです。年俸も日本のプロ野球よりも数倍上で、中には一年で数十億という年俸を貰っている選手もいます。年俸が高額な分、活躍できないときの批判は物凄いです。
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チャンスで空振り三振でもした日には、街全体から批判を受けます。これは日本のプロ野球とは少し違う点かもしれません。松井秀喜はそんなニューヨーク・ヤンキースのプレッシャーを物ともせずに、一年目から活躍します。そして、ニューヨーク・ヤンキース時代には大リーグで優勝しています。しかも、優勝したときの4番バッターを務めるほど、チームからの信頼を深めていました。
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松井秀喜の人柄は素晴らしく、その人柄の良さはアメリカでも評価されました。松井秀喜はグッドガイ賞と呼ばれる、ファンサービスや、取材への対応が良い選手に贈られる賞を受賞しています。そんな人柄も素晴らしい松井秀喜は、引退後もニューヨーク・ヤンキースのOBとして役職を与えられています。