タレントの中居正広(47)さんが6日、パーソナリティーを務めるニッポン放送「中居正広 ON&ON AIR」(土曜後11・00)に出演しました。TBSの音楽番組「UTAGE!」で共演していた、元AKB48で女優の渡辺麻友(26)さんについて語りました。渡辺麻友さんは、5月31日付けで所属事務所・プロダクション尾木との契約を終了し、芸能界を引退しました。
「まゆゆ引退しちゃった。どうしてたのかな…」と渡辺麻友さんについて触れた中居正広さん。「一番最後に会ったのは去年のUTAGEかな。今年の2月にUTAGEをやるときに、体調が優れずにって欠席されたんですよ。」と振り返りました。「歌手、役者さん、バラエティーの人って大きく分けると、アイドルの人って…。僕なんかもそうなんですけど、いろんなことをやっていたから、どれにも入らないんですよ。」と自身の“アイドル観”を話し始めました。point 278 | 1
続けて「若いってすごく大事なことというか、その時期じゃないと通用しないジャンルっていうか。山の話をすると、いろんな山頂がある中で、アイドルって、すぐに若いうちに経験も積まないで、周りの環境と押しで、ひょんと山頂に連れて行ってくれるんです。」と説明しました。「売り方、マネージメントとかあると思うんですけど、その時に何を感じるかってすごく大切。10代から20代にかけての若いアイドルって、押してもらって、いきなり山頂に登れちゃったりするから、勘違いをしやすいジャンルの一種なんです。」と語りました。point 305 | 1
その上で「このまま、押してくれる人待ちでやっていたら、ひとりになった時にわかんないまま第2の芸能界が始まったり。『自分ひとりの力じゃないんだ』って感じるのは、非常に難しいことです。」としみじみ。「それから、真価を問われるタイミングが出てくるんですよね。『あなたは歌手ですか、役者ですか、バラエティーの人ですか』っていう時に、肩書きがないって感じる時があるんです。その時、時すでに遅しで、このまま行っちゃえっていう人もいれば、何を持っていけばいいのかを一から教えてもらう人もいる。」と語りました。point 305 | 1
「こういう時に『残念』って周りがあんまり言うことはいいのかな。『残念』って言われるのが一番つらいと思うのか…。細かい心情が全く分からないから。」と渡辺麻友さんの胸中を考察していました。「まゆゆさんは、珍しいタイプで、AKB48の頃からプロ意識というかな。僕なんか今でも素人みたいな感じでやっていますけど。(渡辺は)アイドルの中のプロっていうかな。アイドルっていう中で、すごくプロを感じた子だった。」と印象を語り、「お話してみたかったな。ありがとう、ですよね。やっぱり、もうちょっとお芝居とか観たかったですね。観たかった人かな。」と26歳での引退を惜みました。point 339 | 1