丸岡アナ代理母出産で第1子誕生
フリーアナウンサーの丸岡いずみさん(46)と映画コメンテーターの有村昆(41)との間に、待望の第1子が誕生しました。
ロシアの代理母出産で第1子となる3400グラムの男児が、今月3日に誕生したとのことです。
丸岡さんと有村は、2012年8月に結婚しました。
そしてすぐに自然妊娠しますが、10週目に流産します。
その後は体外受精による不妊治療を始め、受精卵を子宮内に戻したところ、再度妊娠に成功します。
しかし、この時も流産してしまいます。
子宮内膜が薄いことによる不育症であるとの疑いから投薬治療も行っていたそうです。
しかし副作用が強く、体調もすぐれなかったため、代理母出産を選択したといいます。
治療中の体調について、丸岡さんは、東日本大震災の現地取材で「震災うつ」を患っていたことがあり、その時と同じような状態だったと語りました。
最初は代理母出産が普及してるアメリカでの出産を考えていましたが、代理母が見つからなかったといいます。
そこでアメリカではなくロシアでの代理母出産に切り替え、無事に代理母が見つかりました。
2016年の冬に凍結保存した受精卵をロシアに運び、今月3月に無事出産にいたりました。
丸岡さんと有村さん夫婦は現地で生まれてきた男児と対面しました。
丸岡さんは「自分たちのDNAを引き継いだ子どもがどうしても欲しかった」といい、「子どもが成長する過程でどんな状況が待っていようと、しっかり向き合っていこうと思います」と話しています。
丸岡・有村夫婦の経歴とプロフィール
丸岡いずみ アナウンサー
丸岡さんは1971年8月6日、徳島県生まれです。
北海道文化放送のアナウンサーを経て、2001年から日本テレビ報道局で記者兼アナウンサーを務めます。
「情報ライブ ミヤネ屋」で注目を集め、2010年から「news every.」キャスターに就任します。
そして2012年8月に有村昆さんと結婚し、9月に日テレを退社します。
2013年7月からホリプロでフリーアナとして活動しています。
映画コメンテーター 有村昆さん
有村昆さんは1976年7月2日、マレーシア生まれです。
ラジオパーソナリティ、映画評論家、映画コメンテーターとして活動しています。
2010年頃からはバラエティ番組にも出演し、2017年2月26日『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!!』「サンシャイン池崎選手権」でハイテンションにモノマネを披露し、話題となりました。
代理母出産、法律的に可能?
代理母出産は日本では法的な規制はないにもかかわらず、日本産科婦人科学会の反対により、日本では行われていません。
代理母出産とは、依頼夫婦の体外受精した受精卵を代理母の子宮に入れ出産する方法です。
また第三者から精子や卵子を提供してもらい、代理母に出産してもらう方法もあります。
日本産科婦人科学会、日本学術会議などが反対を訴えているのは、代理出産による問題点があるからです。
代理母に妊娠・出産に関するリスクを負わせることにもなり、また代理母が生まれた子どもを依頼した夫婦に引き渡さないということがあるようです。
アメリカでの代理母出産費用は高額で、1000~2000万円程度かかるといわれています。
マレーシア、台湾などのアジア諸国では1000万円以下で行えることもあり、最近ではアジアで行う人も増えているといいます。
代理母出産の例:高田延彦・向井亜紀夫妻
他にも芸能界で代理母出産を選択した夫婦がいます。
元総合格闘家の高田延彦とタレントの向井亜紀夫妻です。
2人は94年に結婚しました。
向井さんは2000年に子宮頸がんを患い子宮を摘出しました。
そこでアメリカでの代理母出産を選択し、2003年に双子男児を授かりました。
現在、この時誕生した双子の息子は、中学2年生だそうです。
向井さんの場合は、出生届の受理をめぐって最高裁まで争いました。
しかし最終的に認められず、08年に特別養子縁組を成立させています。