10日、閣議後に行われた記者会見で、丸川珠代五輪担当相が発した言葉に、ネット上から激しい非難の声が飛び交っています。
東京五輪期間中に新型コロナウイルスの感染者数が増加したことについて、丸川大臣は「五輪の開催は感染拡大の原因にはなっていないものと考えている」と発言しました。
また、国際オリンピック委員会(IOC)のトーマス・バッハ会長が、9日夕方に東京・銀座を散策したことについては「まず14日間しっかりと防疫措置の中で過ごしていただいているかということは重要なポイントだと思います。加えて不要不急であるかということは、これもしっかりご本人が判断すべきものであります」と話しました。
これらの発言には、今まで我慢に次ぐ我慢と自粛生活を強いられてきた国民の怒りが爆発。ツイッターのトレンド上位には「不要不急かは本人が判断すべき」「丸川珠代」「丸川大臣」など関連ワードが次々と上がりました。
ツイッターでは「日本人よりバッハを守る丸川珠代」「飲食、飲酒も何もかも自由に振る舞えってメッセージだな」「はい、自粛終了のお知らせ!」「これで遠慮なく上京できる」「俺の判断だと不要不急じゃないから帰省するかな。大臣様のお墨付きだし」「これを政府関係者が言ってしまったらおしまいじゃない?」などと様々な声が上がりました。